天中殺期間中は「義理人情を捨てる」

戊亥天中殺も残り5カ月。
天中殺現象は入口と出口が顕著といわれるので、
徒然草にある『高名の木登り』の教訓(「過ちすな、心して降りよ」というあれです。)を思い出しつつ、改めてその過ごし方を振り返っていました。

 

その中でも、菊池桂子先生のご著書を読み返していてハッとしたのは、

天中殺中の過ごし方の大事なポイントは、
「義理人情は捨てる」とうこと。

という点です。

 

天中殺中はどちらかといえば控えめに、周りに思いやりを持ってあるべき期間なので、
ちょっと意外な感じがして目を止めてみると、
この「義理人情を捨てる」という事の本質は、
冷酷で自分勝手な人間になることを推奨しているのではなく、
義務や付き合いを極力排除し、
人間関係や行動範囲を極力狭く小さくしておきましょう、
という意味でした。

 

天中殺期間は受身に徹する時期であり、学んで過ごしたり、世のために人のために過ごす時期ともいわれますが、
それもある程度コントロールしてしっかり英気を養うことに時間を費やした方が良い時期ということです。

 

実際、天中殺は冬眠期間なので、その期間中は、何よりも休息を取ることが最も重要で、心身共にリラックスして枯渇したエネルギーを充電する期間と考えれば納得です。

 

「これを怠ると天中殺を無事に乗り切ることはできません。」

とも書いてあり、つつがなくこの期間を乗り切るには、多少の顰蹙(ひんしゅく)を買ったとしても、自分のペースや休息を優先するために、義理人情を捨てる必要があるということ。

 

なんとなくつまんなそう、とか、
友達が離れていきそう、とか思われそうですが、
何事にも断捨離は必要で、
天中殺期間にある程度、義理人情を捨てる過ごし方を取り入れると、人間関係の断捨離になるように思います。

 

前に、
「人生は同じことが起こる螺旋である」
というようなことを書いたことがありますが、
その螺旋は12年の周期の円が重なってできています。
言い換えれば、12年周期で同じようなことが起こるのですが、その終わりの2年間(天中殺期間)には、その前の10年間の総括を行い、次の10年間への準備をするとともに、
ガッツリ人も物も、あるいは思考や価値観などもしっかり断捨離して、
そのブランニューな周期のスタート地点に立つ段取りをしておくことが望まれるように思います。

 

参考:『万象学入門パート2 チャンスを生かす幸せのリズム』菊池桂子 著

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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