司禄星と後天運の消化

福寿禄官印というのは、人間の持つ欲のことで、
福とは幸福、寿とは健康と生殖、禄とは財産、官とは名誉、印とは知性を意味します。

 

これを十大主星に配当すると、
福が貫索星、石門星、
寿が鳳閣星、調舒星、
禄が禄存星、司禄星、
官が車騎星、牽牛星
印が龍高星、玉堂星となります。

 

自分の星図にないものは得られないのか?
ということを訊かれることがありますが、そんなことはありません。
これらの5つは幸せで充実した人生をおくるために不可欠の要素なので、誰しもがそれを得ることはできます。

 

但し、最終的な目的、自分の目指すものは、自分の星図にある星、それも極となる星(五行が循環して止まる星)を意識した方が、宿命をスムーズに消化できます。
自分の星図にない要素を目的にすると、歪みを生じます。

 

例えば、
官の星がないのに名誉を目指すと不名誉なことになったり、
財の星がないのにお金を目指すと儲けるはずが大損したりといった具合です。

 

ない星には拘ることなく、
プロセスにおいて、
あるいは結果的に得られたらいいかな?
くらいに捉えておく方が健やかです。

 

ということで、司禄星の消化。

 

★司禄星
家族の愛に恵まれ、用心深く着実に生きるとき
「家庭」「堅実」「蓄財」「温厚」を意味する星で、その質は「保守」。
大器晩成型で、世の中の変化に関係なく、どんな時代環境においても平均した力を発揮します。

本能は禄存星と同じ「引力」ですが、司禄星の場合、人間が引き合ってできる最小単位である「家庭」にその特徴が最も強く現れます。
よって、この星が巡るときは、夫婦や兄弟、家族などに対して愛情を細やかにするときです。

新鮮味には欠けるものの、心安らぐ安定した家庭作りには最適のとき。
但し、優しさも人一倍強くなる反面、嫉妬深さも相当なものになります。
男性の場合、妻以外の女性に優しくなるなどが考えられますが、元々は家庭的な星なので家庭に戻る前提です。

 

また、この時期は収集の時ともいわれ、好きなものを集めるには絶好のチャンス。
モノであれば大コレクションに、お金であれば蓄財ができます。
貯金だけでなく、不動産を購入するのにも良い時期ですが、あくまで蓄財を目的とした場合であって、陶器を目的にすると失敗します。

 

主婦であれば、最も主婦らしく過ごせる時期で、典型的な良妻賢母に徹すれば開運に向かいます。

 

司禄星は一期40年といわれる星で、この星を持つ良さが出るのには40年という月日が必要とされています。

よって、40代以降にこの星が巡ると、人生で最も充実した時期となり、新しい商売や事業を始めても失敗することはありません。
何事もコツコツと積み重ね、焦らず信頼を積み重ねていくこと。

この星にはスピードはありませんが、用心深く着実に取り組んでいけば人生の最後には豊かな老後を過ごせます。
焦りは禁物のとき。

参考:『チャンスを生かす幸せのリズム』菊池桂子

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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