起こる出来事を謙虚に受け取り、その意味に耳を傾けそれに従うことの大切さ

俳優の伊藤健太郎さんという方が、ひき逃げなどの疑いで逮捕されたそうです。

私はテレビを観ないので、この俳優さんを良く知らないのですが、
ネット記事を見ていると、
若くして売れたことで調子に乗っていた、とか、有頂天になっていた、とか、けっこうな書かれっぷり。

ちょっと気になって命式など見ていましたら、
今年はちょうど月柱が天剋地冲になる星回りだったようで、なるほど、と思いました。

さらに、よくよく調べてみるとこの方は、今年の4月にも物損事故を起こしているようで、
察するに、「ちょっと気を引き締めなさいよ」「調子に乗ってはだめですよ」という神様からのアナウンスが何度かあったものを、そのままスルーしてしまった結果としての今回のひき逃げ事件なのだろうと思われます。

この世界というのはうまくできていて、
だいたいは、大きな衝撃を伴うアクシデントが起こる前には何度か「お知らせ」が起こるようになっています。

天中殺の半年前位に起こるお知らせ現象などはまさにそれですが、
そうでなくても、
今回の伊藤さんのように、天剋地冲の大きなアクシデントが起こる前には一つ二つ、何かしら小さなアクシデントで注意喚起がされるものですし、
壮年期身強・晩年期身弱の人などが、壮年期の終わりごろになっても全力で働いたりしていると、少しトーンを落としましょう、といわんばかりにケガや病気をしたりします。

そういう一つ一つのアクシデントや自分にとって苦しい出来事が起こったときに、
きちんと謙虚にその出来事の意味を受け取って、
自分の在り方や方向というのを見直したり修正したりすることができればそれより苦しいことは起こらないものなのですが、

そういうアクシデントや苦しい出来事が起こっても、
そうしたことを「どこ吹く風」とやり過ごし、自らを省みることなく過ごしていると、
だんだんと苦しいことのスケールやインパクトが大きくなっていって、
どうにもこうにも回復不能な出来事が起こったりするもの。

世の中の「大きな事件」を起こしたような人のそれより前、半年から一年や、
大きな病気やけがをしたような人のそれより前、半年から一年くらいを遡ってみれば、
だいたいにおいて、「少しスピードダウンしなさいよ」「少し軌道修正しなさいよ」ということが促される出来事が起こっているもので、
それを無視したような人に、大きな事件や大きな病気が起こっているような感じがあります。

これはつまり、
わが身を常に振り返り、起こる出来事を謙虚に受け取り、その意味に耳を傾けそれに従うことができるような人であれば、
そうそう苦しいことにはなりにくいのではないか?ということでもあります。

起こることというのは、意味なく起こることはない、ということを肝に銘じ、
常に自らを振り返り律し、ときに抑えていくことが大切なのだろうと思います。

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※画像の花火は丸子橋のところで先日花火の試し打ちがあったときのものです。
季節外れの花火ですが、キレイでした。

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Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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