「オートパイロット機能がついたテスラの自動車」状態に入るスイッチの話

おもしろいもので、
8月、半分くらい自宅にいて、半ば時間を持て余していたときは大してご相談もなく、のんびりとした日々を過ごしていたのですが、
9月に入り、仕事がいきなり忙しくなったタイミングで、あちこちからご相談をいただき、只今現在、びっくりするくらいの忙しさの日々を過ごしています。

仕事と算命学と社会貢献。
私がいま取り組んでいるのはこの三つなのですが、
9月に入っていきなり三つとも忙しくなって、「自分」というものが介在する余地のない生活を送っています。

そしてその「自分」というものなしに、
指示されたことをやる、
依頼のあったことをやる、
訊かれたことに答える、
役割として求められていることに応える、
コミットしていることを遂行する、
…というのをやっていて感じるのは、それがびっくりするくらい「スムーズ」であること。

なるほど、「自分」というものを介在させないと、こんなにも物事がスムーズなのか、と、
なんとなくは気づいていたけれど、こんなふうにくっきりと認識できる経験をしたのは初めてで、
良いことに気づいたな、と思いました。

「自分」というのは算命学では日干です。
そして、日干と同じ干(もう一人の自分)から出てくる貫索星、日干と陰陽違いの干(自分の片割れ)から出てくる石門星というのも「自分」がくっきり出てきます。
「自分」がしっかり際立つ身強の星というのも「自分」がはっきり出てきますし、
日干が剋す干(自分の取り巻きにする対象)から出てくる禄存星・司禄星も、割と「自分」成分の多めです。
あるいは、陽占において同質五行の星がたくさんある場合というのも「自分」が強いといえます。

私はこれらのうちのいくつかの要素を持つので、割と「自分」がくっきり強くあるのですけれど、
それでも、この二週間、「壮絶に忙しい」という生活において、まるで「自分」がなくなった生活をしてみて気づいたのは、
「自分」というのがくっきりある場合(命式とか星図とか)であっても、
超絶忙しいと、「自分」なんてどこかにいってしまうものだな、ということ。

そしてそういう「自分がなくなる」ときにおいて、「自分の進むべき道・在るべき自分・目指すべき方向」というのを自覚していると、
オートパイロット機能がついたテスラの自動車のように、
「自分」であれこれ考えて取り組むよりもずっと安全に、スムーズに、目的地までたどり着けるものなんだな、ということです。

ちなみに、
この「オートパイロット機能がついたテスラの自動車」状態、というのは、
多分、一つのことで忙しくしているだけでは機能しない感じがあります。

いくつかの、少なくとも2つ、できれば3つ以上のことで忙しくしていると、
「自分」の思考がぐるぐるしすぎて自分で把握できなくなるので、そこから「オートパイロット」状態になる気がします。
(水性の星がたくさんある場合は、その数だけ並行してやったほうがいいかも。)

まとめると、
「自分の進むべき道・在るべき自分・目指すべき方向」というのを自覚して、3つ以上のことで忙しくしていると、
「オートパイロット機能がついたテスラの自動車」状態に入るスイッチが入るんじゃないかな?ということです。

先ほど、noteのほうに「入格者はスイッチが入ったら一直線」というようなことを書いたのですけれど、
そのスイッチはこれなんじゃないかな?と思います。

取り留めないないようですが、これは面白い発見だ、と思ったので、記録として書いておきます。

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