商売の基本の話と商売の型

世の中全般における権利意識の高まりにより、
「客は神様」という意識でお店に来る人というのがけっこういますけれど、

本来は、
サービスを提供する側と
サービスの提供を受ける側というのは対等であり、
商売の基本はそういう対等でバランスする関係にあります。

何かを創ったそのものの原価と、
創られたものを買うときの価格というのは等価ではありませんが、
それはそこに「創る」という作業があるからであり、
数式で書けば、

価格=原価+創る技術

となり、売り手と買い手の関係は対等、バランスするのが世の中の本質的な真理です。

経済学的には、価格(売価)には利益やマージン、あるいはリスクといったものがいろいろのっけられたりしますけれど、
それは資本主義を肯定するための理屈であって、本質としては、

買主が買う価格=原価+売主の知恵や技術

ということになり、
買主と売主というのは対等である、ということになります。
つまり、買主と売主というのは、エネルギーを等価交換する関係にあるというわけです。

ではなぜ、「客は神様」という意識が蔓延するようになったかといえば、
これは資本主義にその原因があります。

つまり、
「エネルギーの等価交換」という観点でいえば、
資本主義経済というのは、

買主が買う価格+X=原価+売主の知恵や技術+資本家の利益

という式になり、「X=資本家の利益」なのですが、
買主というのは単にモノを買っただけではこの「X」の分だけ不足があるわけで、
本来ならそこに何かしら付加価値(利便性とかポイントとか笑顔とか)があって初めてバランスするのですが、
その付加価値をつけずに雑に商売をすると、

その「X」の分だけ「客は神様」という意識で横暴をはたらくことができる、
客はそういう「X」の分だけ何かを要求するか暴れるかする、ということになるからです。

資本主義の弊害というのは様々にありますけれど、これもその一つと言えますね。

さて、このように、
売り手と買い手というのはフェアでバランスしなければ長続きしないのですが、
一方で、実際に商売をしている方は、
そういう対等意識ではモノは売れませんよ、という方もたくさんおられると思います。

きちんと良い材料で素晴らしいものを創る、
決して、「+X」の余分な儲けをのっけているわけではないのに、
お客さんに頭を下げないと商売をやってもうまくいきません、という人、いますよね。

これはなぜかといえば、
そんなふうに「商売のためにはお客さんに頭を下げる」ということが必要な型をもっておられるからです。

世の中には、
お客さんに頭を下げることが商売になる人、
黙っていてもお客さんが助けてくれる人、
お客さんを応援してあげることが商売になる人、
お客さんに突き上げられて商売になる人、
そして、お客さんに頭を下げられて商売になる人、
というのがいて、

これは経済学の理論とは別にある、
個々人の宿命に刻まれた生き方、在り方、商売の仕方に寄ります。

つまり、
長期的、恒久的に商売をしようと思うなら、

買主が買う価格=原価+売主の知恵や技術

というエネルギーの等価交換を堅守するのはもちろんながら、
それに加えて個々人の宿命に刻まれた商売の仕方を採用する必要がある、ということになります。

個々人の宿命に刻まれた商売の仕方については、本日、note のサークルの方で書く予定です。
どのような商売が「べらぼうに儲ける」ことにつながりやすいかも書く予定なので、興味のある方は是非サークルへのご加入をご検討くださいませ。

⭐︎サークル内の5月以前の投稿を8月末に削除予定です。
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Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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