自分のモノサシの大切さと貫索星・石門星

「理不尽だな」と思うことを飲み込むたびに、他の世界が広がっていく。
人を立てれば立てるほど、相手を盛り立てれば盛り立てるほど、本質的な力=権力を得ることができる。

先日、お会いした方がそういう話をしておられて、確かにそうだな、と思いました。

このあたりは、
家系が樹であるのと同様に、
自分というのも樹なので、どこかが伸びればどこかが欠けるということで、
どこかで苦しいことがあればその分だけ、他で伸びることができるということなのだろうと思います。

こういうことを書くと、
「あの人の仕打ちはひどかったから、次は自分が浮かぶことができるんですね!」
と、平たく捉える方がおられるのですが、

そもそもその
「あの人の仕打ち」が理不尽でないならば、浮かぶ前に自分が反省するなり改善するなりすることが必要で、
「ひどい仕打ち」だけをもって正統性もなしに自分が浮かべるわけではないということは明確に書いておこうと思います。

自戒のためにも。

その意味では、
「あるべき在り方」という基準をきちんと知っている場合において、
その「あるべき在り方」を相手のほうが逸脱して「ひどい仕打ち」をした場合においてそれを飲み込めば、
それは浮かぶ瀬もあろうということですが、
そもそもの自分が「あるべき在り方」を逸脱しているならば、その「ひどい仕打ち」も自業自得である、ということです。

ところで、「あるべき在り方」
というのを、自分のモノサシなのか社会のモノサシなのか、はたまた別の誰かのモノサシなのか、
なかなか分からないところのですが、

このところ、私が思うに、

実は「あるべき在り方」のモノサシというのは二つあるんじゃないかな?と思っています。

つまり、
「あるべき在り方①」は、社会や他人のモノサシで、そのモノサシはときに理不尽でもあり、
その他人のモノサシに従う理不尽を飲み込めば、次はどこかで自分の浮かぶ瀬もあるだろうということです。

但し、コトはそれほどシンプルではなく、
実は「あるべき在り方②」というのもあって、こちらの「あるべき在り方②」というのは自分のモノサシであり、
その自分のモノサシのほうは、譲るべきではないモノサシなのではなかろうか。

これをまとめると、
「あるべき在り方②(自分のモノサシ)」に抵触しない範囲で「あるべき在り方①(他人のモノサシ)」に従うことは、それが理不尽で在れば浮かぶ瀬もあるわけですが、
「あるべき在り方②(自分のモノサシ)」を歪めて「あるべき在り方①(他人のモノサシ)」に従ってしまったら、浮かぶ瀬もないんじゃないかな?という気がしているのですがどうでしょう。

さらにいえば、「あるべき在り方②(自分のモノサシ)」を持たない人というのは、
いくら「あるべき在り方①(他人のモノサシ)」に従い、それが理不尽であったとしても、浮かぶ瀬なんてないのではないか。

冒頭の、
「理不尽だな」と思うことを飲み込むたびに、他の世界が広がっていく。
人を立てれば立てるほど、相手を盛り立てれば盛り立てるほど、本質的な力=権力を得ることができる。
…という話に戻せば、

「あるべき在り方②(自分のモノサシ)」を歪め、あるいはそれを持たない人というのは、
実は、「理不尽」に蹂躙され、広がる世界も持たず、他人を立て、相手を盛り立てるという従たる役割に終始するのではないかな?
…という気がいたします。

話が飛びますが、
だから、貫索星・石門星という星が大事なのだと思います。

「自分のモノサシ」というのは、この世で自分が自分として立つための碇(いかり)のようなもので、その役割を果たすのが貫索星であり石門星。
我儘とか頑固とか、揶揄されることの多いこうした「揺るぎなさ」を持つ貫索星・石門星という星の性質というのは、
「あるべき在り方」という基準を知り備え、堅守するうえではとても大切。

…但し、貫索星・石門星の落とし穴は、最初の時点で「あるべき在り方」という基準を間違えてしまったらリカバリが効きにくいこと。

こうして書くと、複雑で難しそうな感じですが、
多分、一つ一つをバラして組み立てていけば、きちんと「あるべき在り方②(自分のモノサシ)」を備えられます。
そしてそのうえで、「あるべき在り方②(自分のモノサシ)」に抵触しない範囲では、「あるべき在り方①(他人のモノサシ)」に従っていれば、世の中をうまく生きていけるような気がします。

もっとも、「あるべき在り方①(他人のモノサシ)」のほうも、ある程度選定は必要ですけれど。

⭐︎noteの7月一週目分を公開いたしました。
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⭐︎貫索星にとって「最初が大事」な理由はこちら:https://note.com/kinugyokutoan/n/n4e97d9fd34ae?magazine_key=m6c9aef262b21

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