ウィズコロナの社会と経済確立期

先日、落合陽一さんがnoteで書いておられた「ウィズコロナ=マスが動けない社会」という記事を拝見して、
※こちら:https://note.com/ochyai/n/n50b9db231c63
(全文読むにはマガジン登録が必要ですが、無料部分だけでも参考になります)
これはハーメルンの笛吹がまわりの人を夢遊病のようにして率いていく時代からの転換点なのかもしれないな、と思いました。

まだまだビフォアコロナの生活を維持するために、zoomやらGoogleハングアウトなどを利用してたくさんの人がバーチャルな場で見知った人たちと集うということがなされているわけですけれど、
方向としてはハーメルンの笛吹の時代は終わって、
夢遊病から目を覚まして個を極立たせる人たちと、
ハーメルンの笛吹よりももっと強い影響力のある「ハーメルンのスーパー笛吹」みたいな人たちに捕らえられる人たちに分かれていくのではないか。

このプロセスは、多分
「グローバル社会への移行」
…に似たものになるのだろうと思います。

バーチャルな場であれば遠隔でも繋がることは容易なわけで、だとすれば別に身近で見知ったハーメルンの笛吹でなくても良いのだから、
より実を伴い影響力を持った「ハーメルンのスーパー笛吹」に、より多くの人が吸い寄せられていくということになるのだろう、ということです。

もちろん、そのプロセスにおいては、一部の個人は夢遊病から目を覚まし、個としてより際立つ方向に向かうこともあるだろうとも思いますが、
そういう人はおそらく個としてあるよりは、その際立った個を活かして、むしろ「ハーメルンのスーパー笛吹」になっていくのかな?とも思いますがどうでしょうか。

私はこのところ、ご相談をzoomで承っているのですが、ここ何日かで兵庫の方や長崎の方、宇都宮の方とお話をさせていただきました。ありがとうございます。
zoomが一般的になってきたことで、より遠隔でのご相談が増え、ビフォアコロナに較べて世界が広がりました。
そんなふうに、身近な人とのリアルなつながりが減る一方、遠隔でのバーチャルなつながりが増えていく状況の中に身を置きつつ、
私などよりもっと影響力があり、実のある人であれば、現実的な距離が関係なくなるであろうウィズコロナの社会においては「マーケット総取り」みたいなことができるのだろうと考えつつ、冒頭のようなことを考えた次第。

そんなことを考えつつ、
個を磨くことに精進しようと改めて思いました。

それにしても、3月の初旬、まだ外出しやすかった時期にパソコンを買い換えておいてよかったな、とつくづく思いました。
おかげで簡単に起動できるパソコンで、クリックひとつで遠いところにいる方々のお話を承ることができます。

昨日から、背景をお気に入りのカフェのものにしたのですが、落ち着いてお話ができ、なかなか良いです。

なお、ハーメルンのスーパー笛吹きというのは、いってみれば多くのオーディエンスをもっている著名人などのことなのですが、
経済確立期とは、大資本や力のある人が力を増して経済の基盤を確立していく時代なので、
ハーメルンの笛吹きではなく、そのハーメルンのスーパー笛吹き、著名人が力を得ていくというのは時代の流れに合っているように思います。
そして、おそらく、この時代において苦汁をなめている小資本やふつうの笛吹きの人たちが、今の時代を経ながら様々に学びつつ知恵と工夫をし、力を得て、次の庶民台頭を担っていく主役へと育っていくのだろうと思いますが、今はその過渡期であろうということです。

⭐︎コメントをいただいている方、ありがとうございます!

このところコメントバックができていませんが、明日まとめてコメントバックしますので、よろしくお願いいたします。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA