子供縁がうすい星

龍高星という星は、子供縁が薄い星、子供が離れる星といわれます。
この星は水性の陽の星ですが、同じ水性で陰の玉堂星が母親の星といわれているのに対して対照的です。

水性は知性の星で、
陰の玉堂星が正母の星といわれるのに対し、陽の龍高星は偏母の星ともいわれます。

玉堂星がその正統な知識を甲斐甲斐しく子に教え諭して育てて吉である一方、
龍高星は、体験知を背中で示してある年齢に達したら子を手放す方が子にとっても親にとっても幸せなことであったりします。

子供縁が薄いといっても必ずしも子供に恵まれないわけではなく、
生涯のなかで子供とともに過ごす期間が短いとか、子供との心理的な距離があるとかいう感じなので、
龍高星があっても子供がいる人はたくさんいます。
また、敢えて龍高星があっても子供の教育やら就職やらに一生懸命つきっきりになってもダメなわけではなく、
本来の質と異なるのでエネルギーをたくさん使いますよ、というだけであったりします。

子供縁が薄い
というと余程苦しそうだと現代の常識や社会通念では思うわけですが、
もう少し視野を広く持つと、
例えばキャリアウーマンの母などは、仕事の姿勢を示しながら育てるとか、
子供を名門の全寮制学校に入れるとかいうこともあります。
また、安倍首相も龍高星をお持ちですけれど、子供がなくて充実した人生を過ごしている人もまたたくさんいます。

私も龍高星を持っていますが、
「常識」とか「社会通念」から離れて考えてみると、子供が欲しいと思ったことはなかったりします。
非難されそうですけれども‥。

しかし、
結局のところ生年月日に現れる自分に流れ込んだ「気」の発露として、
それがナチュラルであるというのも事実であったりします。

ちなみに、先日山口組の本部でハロウィンのお菓子を配っていましたが、
やくざになりがちな命式とか、人の運を壊しながら成功する命式、なんていうものもあります。
とても書けませんが。

世の中、人間が考える「良い運勢」というのは人工的なものでしかなく、
ありとあらゆる運勢があり、そしてそこには意味も意義もあります。
その意味や意義に気付けるかどうかは別にして、遍く存在するすべてに意味がある、と認識することは、
一極二元、あるいは陰陽五行の視点を得ることにつながる気がします。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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