三角形、四角形、五芒星、六芒星

数字について書いたので、カタチについても書いておきます。

丸は神様が作った形、四角は人間が作った形、そして三角は人間が神様に似せて作った形です。
三角は、神様に「似せて」作ったものなので不安定。
よって、風水などでも三角形の土地などは凶意を持つとされ、四角の土地の方が吉相とされます。

しかし一方で、四角は堅固な安定につながるため、何か創造的なものを目指すなら、三角形のほうがふさわしいという考え方もあります。
世の中の多くの人は平凡でも安定を望むので、四角が吉、創造にはつなるけれど不安定な三角形は凶と評しました。
あくまで「多数派」に向けた解釈です。
その比率はパレートの法則のとおり2体8か、1対9か。

世の中の吉とか凶、あるいはオモテとかウラというときには、自分の立ち位置を明確にしないと望む結果を得られません。

自分を1割、2割側の人間と捉えるか、
8割、9割側の人間だと捉えるかによって物事の意味もとるべき選択も変わります。

「そんなに偉くないから多数派で!」
と簡単にいう人がいますが、公立学校やホームレス社会にも多数派・少数派は存在しているものなので、どのような立場であれ、自分を少数派と捉えるか多数派と捉えるかの視点は必要となります。

「三つ巴」という文様があります。
寺社仏閣や祭の太鼓にある文様ですが、これは神様を示します。
三つ巴が描かれた膜を打って鳴らす音は神様の波動、
火災よけの丸瓦にある三つ巴の文様は、神様の力によって家が守られるようにという祈りです。

3という数字は神様につながるわけですが、
そこに安定をもたらそうとして作られたのがダビデの星といわれる六芒星です。
三角形を2つ合わせて偶数の形とすることで安定を得ました。
これはユダヤ教のしるしで、このしるしが日本の神社にあるといって「日本のルーツがユダヤにある」といわれたりしますが、三角形を神様につながる数字と考え、一方で四角が安定の数字と知っていれば、わりと誰でもこの六芒星に行き着くように思われるので、これをもって日本ユダヤ同根説の根拠とするのは難しいかもしれません。

ちなみに安倍晴明の五芒星というのがありますが、これは五行を示すという見方もできますけれど、3+2なので、これは神様の力を人間に降ろすための形。
さらに奇数角なので、安定を企図したものではなかったのだろうな、と思います。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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