国家のサイクルを目標に織り込む

算命学で国の運命を眺める場合、
憲法施行日を誕生日として10年ごと、50年のサイクルがあります。
この50年、五つの時代構成を日本の歴史にあてはめると以下のとおり。

1947年〜1956年:動乱期
1957年〜1966年:教育期
1967年〜1976年:経済確立期
1977年〜1986年:庶民台頭期
1987年〜1996年:権力期

1997年〜2006年:動乱期
2007年〜2016年:教育期
2017年〜2026年:経済確立期
2027年〜2036年:庶民台頭期
2037年2046年:権力期

動乱期は、既存の価値観が崩れ、伝統や経歴より実力が重視され、下克上も多発する時期です。経済は混乱します。

教育期は、混乱した社会が安定に向かうべく様々な知恵者が乱立します。
単に知恵者が立つだけでは大衆は治らず、安定した社会に大衆が向かうきっかけとなる大事件・大災害が起こります。それを経て、社会は安定に向かいます。
経済はまだ停滞している時期です。

経済確立期は、安定社会の基盤ができる時期です。
大企業や学歴や経歴のある人に信頼が寄せられ、コネによる経済活動が活発になります。
経済は活性化していますが、主に大企業、大資本、あるいは大きな規模で事業をする人たちが潤います。

庶民台頭期になると、お金が庶民にまで回るようになります。
大企業の潤いが国や労働者にもまわり、社会福祉も充実し始めます。華やかで派手な文化が発展し、娯楽なども活発となり、庶民も贅沢ができる時期です。

権力期は、発展しすぎた経済や派手で華やかな文化の行き過ぎに歯止めをかけようと引き締めがはかられる時期です。
国家権力が力を増し、自由から規制への流れが生まれます。
経済は停滞し始めます。

そうしたことを念頭に歴史を振り返ると、確かになるほど、と思うことしきりですがいかがでしょうか。
なお、1度目のサイクル(1947年〜1996年)は陽の時代、2度目のサイクルは陰の時代ともいわれ、1度目のサイクルの方がパキッと分かりやすい一方、2度目のサイクルは体感としては薄いかもしれません。
これは、国家論において国民が陽であり、国家が陰なので、国民が主役の1度目のサイクルは国民にとって分かりやすく、2度目のサイクルの主役は国家なので、国民からは少しわかりにくいことにあります。

よって、2度目のサイクルの経済確立期にある今は、より国家という視点に立ったものの考え方をすることが、この時期を活かすためには必要となります。

「国家という視点」
というのは分かりにくいですが、
言ってみれば、国民個人としての生活視点ではなく、「日本の国民🇯🇵」としての意識視点といえます。

このサイクルを方位にあてはめる場合、
動乱期は西方から北方
教育期は北方から東方
経済確立期は東方から南方
庶民台頭期は南方から中央
権力期は中央から西方
…となります。

教育期について、
『知恵者が立つだけでは大衆は治らず、安定した社会に大衆が向かうきっかけとなる大事件・大災害が起こります。それを経て、社会は安定に向かいます。』
と書きましたが、北方から東方の鬼門を通過する教育期に起こるこの大事件・大災害のことを「鬼門通過現象」といい、
2007年からの教育期の場合、東日本大地震がその鬼門通過現象であるといわれています。
確かに、あの大地震で世の中は大きく変わりました。
国民の意識も企業の意識も国家の意識も、
ある意味で「一つにまとまる」きっかけになったといえます。

こうした試練を経て、日本は今、経済の好循環の中にいます。
「実感があまりない」と言われたりしますが、ニュースを見れば、大企業はしっかりと潤っている時代であることが分かります。
2017年から20年、2036年の時代は、経済的に潤い、特に2027年からの時代は、より一層、個人の個性が生きる時期になるのではないかと思っています。

年始、長期の目標を立てるにあたり、こうしたサイクルを織り込んでおくと、効率的・効果的な目標設定とその実現ができそう、と思います。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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