破壊的な質問

私のnoteのサークルには、
既に鑑定士として活躍されている方や他のお教室で学ばれている方、
学ばれた方というのも多くおられて、
日々、「適当なことは書けない」という緊張感のもと、
基本的に何かを書くときには、複数のエビデンスをもって書くようにしています。

つまり、
私がこう考える、ということのみで何かを書くことはなく、
複数の学校、あるいは複数の先生の考えに根拠を求めることができることのみを書いていますよ、ということです。

なぜそれを徹底しているのかといえば、
いわゆる一般社会において、
義務と責任を担うということの重さを経験したことがある人にとって、
こうしたことは当然のことであり、

たとえ学び舎といえどもそれが一つの集団である限り、
そういう義務と責任を忠実に果たしていくことの先にしか継続されえないということを、
知っているからです。

独りで学ぶ限りにおいては、
思い付きや勝手解釈、自分だけのアイディアをもって学んでいくことは出来ます。
(というか、誰にも文句は言われませんね。)

けれど、誰かに伝える、ときに教えるという場合には、
それは、「自分だけの考え」のみに依拠するものであってはいけないのだろうと考えます。

もちろん、一人の先生について徹底的に学ぶ、ということの先であれば、
その一人の先生のみを信じて、その教えをもって伝えていくことも出来ます。

けれど、疑いを持ちながら、検証しながら学んだことを伝えていく、という場合には、
複数の先生や複数の出典を求めていくのは当然のことと考えます。

もちろん、この複数の先生や複数の出典というのは、
高尾宗家と野島先生とか、五行大義と原典とか、そういう権威ある先生、権威ある出典であることが必要なのは言うまでもありません。

さて、そんなふうに「伝える」ということをしていると、
ときどき「破壊的な質問」というのをされることがあります。

破壊的な質問とは何かといえば、
「何もわかっていない」ことが、その質問一つで分かってしまうような質問です。

そしてその「破壊的な質問」をされるのは、
だいたい別のお教室で長く勉強されている方であり、
そのお教室というのもだいたい「あの教室ですね」というのが決まっています。

実はそういうお教室が複数あり、
どこのお教室か、ということは書きませんが、
そういう「破壊的な質問」をされた方に、どちらのお教室で学ばれたかを伺うと、
だいたい同じようなお教室の名前が挙げられます。

その様子を眺めつつ、
「伝える」ということの重さを改めて感じる最近。
精進しようと思います。

なお、念のために書きますが、
「破壊的な質問」が悪いのではありません。
基礎がないために「破壊的な質問」が出てくるのでもありません。

その多くは、「勝手解釈」と「思い込み」、
そして、先を急ごうとする気持ちに原因があるのではないかな、と思います。

学びというのは、「急ぐ」と歪み濁ります。
このあたり、受験勉強に慣れているような現代の人は陥りがちなところですが、

縦線の世界=学ぶこと、伝えること
においては、縦線のエネルギーをきちんと意識せねばならないだろうと思います。

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7/9 人体星図の星が光る順番と光る順番を飛ばせない理由、陰占の六旬目との連結、南北の星の本質的意味
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