星の強さと怒りの持続性について

「怒りが持続しない」というのは、身弱星の特徴の一つなんじゃないかな?と思います。

強硬に主張するとか、
徹底的に攻撃するとか、
身弱の星でもけっこうやるものですが、

「主張し切って、自分の思惑を遂げる」とか、
「徹底的に攻撃して、相手を再起不能にする」とか、
そこまでは出来ないのが身弱の星だろうと思います。

言い換えれば、
身弱にせよ身強にせよ、
強く出るときには出るし、攻撃するときには攻撃するのですけれど、
「現実の結果」になるまでやり切ることができるのが身強の星であって、
身弱の星というのは、「現実の結果」にまでたどり着きにくい、というか。

身強・身弱のカテゴライズはあまりに雑であり、実際には各十二大従星に応じて怒りの姿というのは個性があるものなのですが、
ざっくり書けば、そんな気がするのですがどうでしょう。

例えば、私が良く挙げる例は蓮舫さんですが、あの方は壮年期天馳星なので、
その怒りというのは、最初の勢いは激しさを持つのですが持続力に欠けますね。

同じく民主党の福山さんは、壮年期天庫星、晩年期天将星で、
あの方の場合、その怒りには持続力というか、ある種のねちっこさのある強さですけれど、
やはり壮年期が天庫星という身弱(身中)星なので、
その強さをもって「現実的に自分の主張をカタチにする」ということは出来にくいように思います。

さて、このところ、この「現実」を構成するもの、「現実」を導くもの、ということについて掘り下げており、
基本的に「現実」というのは陰占の世界であり、その仕組みについてnoteのほうに昨日今日と書いたところなのですが、

「現実の完遂力」というのは、十二大従星によるところが大きいな、ということを考えています。
もちろん、十二大従星、壮年期の従星が身強というのは、月支に根っこがあるということで、それも陰占ですよね、といわれると、そうなのですが。

なお、こうして書くと、なんとなく劣っているように感じたりして、
身弱の人が無理をして「怒りを持続させる」とか、「強硬な主張を完遂する」などということに向かうケースがあるのですが、
これは宿命から逸れることになるのでやめたほうが良いだろうと思います。

例えば、身弱の人が一つのことをやり遂げようと一生懸命取り組んだりすると、
たいてい途中で邪魔をされるか自分に問題が起きて完遂できなくなるもので、
身弱の人は「現実世界」において一つのことを完遂することに拘らないほうが良いといわれますね。

身弱の人は、もっとフレキシブルに、「現実」ではないところで頑張るほうが向きます。
怒りも、「現実」で持続させるのではなく、世界が違うと割り切って軽やかにシンプルに離れるほうが向くだろうと思います。
身弱の人(壮年期身弱の人を含む)は、本質的な執着というのが良くも悪くもないので、軽やかに離れるほうが簡単と思います。

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