半会と方三位についての考察

方三位と半会について気づいたことについて書いておきます。
多少、途中毒舌モードです、特に私のご近所の方は閲覧につきご注意くださいませ。

さて、最近は、猫も杓子も「文章」を公開することができるようになって、
愚にもつかない文章でもって「ライター」を自称する人たちが近所などにもけっこうおられるのですが、

最近は、猫も杓子も「講演」をするようになって、
愚にもつかない話でもって「講師」などと自称する方も増えてきました。

そんな「愚にもつかない」文章や、講演やらではそもそも成り立たないんじゃないの??
…と、思うところですが、

そこが「ご近所付き合い」のすごいところで、
いかに内容がなくても人が集まり、褒めてもらうことができる、

よく「互助会的」と私は揶揄するのですが、
中身がないものを披露する人同士だと、
「お互いさま」なので、
相互に助け合って参加し合う、お金を払い合う仕組みが「ご近所付き合い」にはあって、

そういう馴れ合い・助け合い・褒め合いが、
10年経ってもいっこうに進歩しない、
甘えと惰性でつながるコミュニティを形成している感じがあります。

まぁ、「ひどくまずい店」でも、
「超絶美味しい!」と書いてくれる「地域御用ライター」は便利な存在ですし、
「凡人」に光を当てることも「犯罪の抑止」や「地域活性化」には必要なのですが、

なんていうか、
発展性や感動がない、
薄暗いものを感じます…。

さて、そんなことを友人と話していて、
「そうはいっても、成長よりも“安住したい”人もいるよね」
…と、指摘を受けてハタと気づいたのですが、

いわゆる「方三位」って、こういう世界のことをいうのかもしれません。

方三位とは、季節の地支が勢揃いすることを指し、

春の方三位は寅卯辰
夏の方三位は巳午未
秋の方三位は申酉戌
冬の方三位は亥子丑

…がその組み合わせで、
立体的=縦の成長や飛躍、に向かうことなく、
平面的=横にどんもん広がっていく、

…という行動傾向、
そういう現実をつくり、そういう現実を生きる傾向を形成するのが方三位です。

方三位をもつ人たちというのは、
後天運にも寄りますが、
ベースとしては、行動すればするほど、それは平面的な拡がりを形成し、

そこに「成長できない」という葛藤が生まれないわけではないのですが、
長い人生において、
動いても動いても、いっこうに「成長できない」「発展できない」という現実が続くと、

そもそも、
「成長できる」というのが幻想に思えてくる、
「発展できる」というのは絵空事である、
…というように感じられてくるもので、

その結果として、
30代、40代くらいになってくると、
成長や発展という別世界に向かうのではなく、
現状維持や現状を広く普く広げていくことに向かうことになります。

そしてそれは、
成長至上主義の人たちからは、
「なんちゃってライター」とか、
「なんちゃって講師」とか、
そういう低レベルなことを、恥ずかしいと思うことなくやってしまえる恥ずかしい人…などと揶揄されるのですが、

本質としては、
タテに向かうエネルギーに拮抗する、
ヨコに向かうエネルギーを形成して、
世界のバランスを取る役目、
現状を維持し続けるためのエネルギーという役目を果たしているのだ、ということです。

「現状を維持し続ける生き方」と、
「成長や発展に向かう生き方」というのは、

どちらが正しいかではなく、
生き方、志向の違いであり、

もっと本質的にいえば、
「どちらを目指すべき宿命であるか?」
…ということによってその目指すべき生き方は分けられます。

そして、私がイラっとするのは、
命式に半会や大半会のような発展や成長に向かう要素を持ちながら、
互助会コミュニティで全力でもって現状維持に向かい、「うぇーい🤩」とやっている人。

本質において方三位をもつ人については、
ちょうど今、noteのほうで書いているのですが、
「似た分野の仲間を増やす」感じで広がっていきます。

似た分野の仲間を増やして平面的に広がるので、
その分野、世界において確かさ、盤石さが形成されていきます。

一方で半会のような異次元融合をもつ方が、
狭い世界で平面的に活動すると、
「異次元とつながるための緩さ、大雑把さ」をもって平面的に広がるので、
雑で穴だらけの、つまりはレベルの低い、中身のない広がりとなることになります。

お分かりになりますでしょうか。
半会の人は半会的発展や成長に向かわねば、
そういうことになる、

その矛盾が私から見るととてもしんどく見えるというお話です。

宿命に納音があると、
こうした矛盾にひどく敏感になります。
そして、矛盾が少ない人としか付き合えなくなる感じもまたあります。

…仲良くしてくださっている、全き健やかさを持つ方、ありがとうございます。。

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