ちょっとすごいな、と思ったので、
「算命学的処世術」を意識し始めて人生が安定した話を書きます。
さて、先日、ここ数年の振り返りをしていて気づいたのですが、
「仕事を一生懸命頑張ろう」と、思っていた時期は、
本当に、へんな上司、へんな同僚ばかりに囲まれて、日々どこかになにかがぶつかる…みたいな日々を送っていたのですが、
「（他に熱意をもって取り組むことを見つけて）仕事はほどほどでいいかな」と思い始めて以降、 本当に、すばらしい上司、過ごしやすい同僚ばかりに囲まれて、
日々、つつがなく過ごすことができるようになりました。
加えて言えば、
「仕事を一生懸命頑張ろう」と、思っていた時期よりも、
「仕事はほどほどでいいかな」と、思い始め、勉強の方にエネルギーを振り向けて以降の方が、
仕事自体もラクに、スムーズに、そして誰の目にも明らかなカタチで成果が出ていて、
「会社仕事が充実している」という感じはないものの、
人生全体で見れば「バランスよく充実して､収入や資産状況も増加・安定している感じ」があります。
これをもう少し別の角度から言えば、
「いろんな人と知り合って人脈を広げよう」とか､
「広い世界に出ていって活躍しよう」とか、思っていた時期は、
本当に、へんな人、 迷惑な人、個性も知性も感じない、無味乾燥な人ばかりに囲まれて、
日々、のどが渇いていく、お腹がすいていく、どこかになにかがぶつかる…みたいな日々を送っていたのですが、
「一緒にいて楽しい人を大切にしよう｣､
「自分の方向性を見極めて、その方向で学び自分を育てていこう」
…と、思い始めて以降、
本当に、素敵な人、素晴らしい人、才能豊かで個性が光る人に囲まれて、
日々、精神が刺激され、感性が共鳴し、豊かで厚みのある日々を送ることができるようになりました、
…ということでもあります。
さて､上記のことは、まるで別のことを並べたようですが､
実はどちらも「東方にばかり向かう」のをやめて 「中央・西方」を大切にするようになったら、人生が安定しました、というお話で、
つまり「人生を安定させる処世術」を意識するようになったら、人生が充実し、平穏になりました､ ということなのです。
なお、このように書くと、
人生を安定させるためには、
「仕事をほどほどにして、親しい人を大切にして､ プライベートを充実させるのがいいんですね」
「勉強して自分を育てていくのがいいんですね」
…と思われそうですが、
これは、「私の場合」の処世術であって、
「人生を安定させるための処世術」
「日々を充実させる処世術」…というのは、
人により（＝命式により）異なります。
世の中には、仕事や知らない人との交流に力を入れ、どんどん外向きの世界に出るほうが
「人生が安定して充実する」というタイプの方もおられますし、
勉強するより遊ぶ方が「人生が充実する」というタイプの方もおられます。
これはいわゆる「守護神の活用による処世術」で、
命式全体を眺め、
守護神がどこにあるか？
その守護神をどう使えばよいか？
…ということをもって、
「自分の人生を安定させるための処世術」を捉えていくことが出来ます。
例えば、私は「初冬の大地」の命式なのですが、
私にとって、
「仕事を一生懸命頑張ろう」、
「いろんな人と知り合って人脈を広げよう」、
「広い世界に出ていって活躍しよう｣ …いうのは、
その初冬の凍り付き始めた大地に一生懸命、木々や花々を植え付けようとすること、
「仕事はほどほどでいいかな｣、
「一緒にいて楽しい人を大切にしよう｣、
「自分の方向性を見極めてそこで自分を育てていこう」…というのは、
その初冬の凍り付き始めた大地に日差しを得て、その大地を温め過ごしやすい場所にすることを指します。
そうだとすると、
「初冬の凍り付き始めた大地」に必要なのは、
まず、その大地を温めること＝仕事よりも自分の周りの人を大切にすること、学ぶこと。
それができたあとで（＝大地が温まったあとで）
木々や花々を植え付ける=人脈を広げる、広い世界に出ていく、一生懸命働く…ということをするのは良いですが、
それを逆にすると、
労多くして実りが少ない、 ということになりますね。
命式に応じた処世術を考える、守護神を活用する、というのはこういうことです。
このところ、守護神を意識した処世術を強く意識しながら過ごしているのですが、
だいぶ、安定したな、と思います。
ちなみに、ときどき私は「自分の正義」について表明しますが、
あれは 「一生懸命、木々や花々を植え付けようとする」ことなので、
その前段では必ず、
「自分の周りの人を大切にすること、学ぶこと｣ =「大地を温めること」を大切にしています。
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