陽占の星 自分から見える相手、相手から見える自分

陽占の星は他人から見える自分、
ということについて、
複数の方から質問をいただきました。

割と「基本のき」なのですが、
きちんと説明していなかったかもしれません。

 

簡記すると以下のとおり。
◎北の星
自分から見た父親、上司、目上の姿
父親、上司、目上からみた自分の姿

 

◎東の星
自分から見た兄弟、母親、友達、同僚の姿
兄弟、母親、友達、同僚から見た自分の姿

 

◎中央の星
自分の本質
どこから見ても関係ができてくると見える性質であり、自分がこの世に表明してく姿

 

◎南の星
自分から見た目下、部下、子供の姿
目下、部下、子供から見た自分の姿

 

◎西の星
自分から見た配偶者、補佐(信頼できる同志)の姿
配偶者、補佐(信頼できる同志)の姿

 

…多分、パッと見てあーなるほど、と分かる人は割と精神性寄り、
なんのことだかさっぱり、と思う人は現実寄りの人です。

 

仕組みとしては、
環境に現れる五方位の要素がそのまま星図に現れて、鏡のようにその要素を互いに見る、

というだけのことなのですが、
最初のうちは分かりにくいかも。

 

五行や方位の仕組みが分かるようになると、自然と腹落ちするので、
意識的に覚えなくても良いように思います。

 

ちなみに、
私の場合、東に車騎星、中央に牽牛星、西に調舒星なのですが、

 

単なる知り合いとか職場が同じ、社交辞令的な付き合いの人から私を見ると、
武闘派とかガチンコに見えます(車騎星なので)。

 

そこそこ親しくなって、
同じチームとか一緒にご飯を食べる友達とか、個人的な関係ができてくると、
プライドが高いとか、権力寄りとか、人を選ぶ性質に気づきます(牽牛星)。

 

そして、かなり親しくなって思いを共有するとか、同じものを目指すとかいう関係になると、
孤独とか独自の感性、気難しさ、秘めた情熱と情愛(調舒星)を見つけます。

 

これは東が入り口で時間の経過に応じて少しずつ西側の星の性質が見えてくる、
と説明されたりしますが、

 

知り合ってからの時間にかかわらず、
相手が自分のどの面を見ているかによって、
あるいは自分が相手のどの面を見ているかによって、

 

相手と自分の本質的な関係の姿

 

…知ることができたりします。

 

これをさらに発展させれば、
長く付き合っていても東の星しか見てない人は、自分のライバルになることはあっても腹心の友にはならないとか、
知り合ったばかりでも西の星が見えている人の言葉は自分のことを真に思って言ってくれるのだとか、
分かります。

 

さらに発展させれば、
軍略、戦略に応用できます。
書くことは憚られるので、直接会うことがあれば訊いてください。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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