「ブルーウェーブ祭り」と肥料になる人たち

世の中には、
誰かに助けてもらわなくてもいいように頑張ろう、と思う人たちと、
困ったら誰かに助けてもらえばいいと思う人たちがいます。

いうまでもありませんが、
前者と後者の間には、天と地ほどの差があって、
前者のほうが、自ら輝き他の星を照らす恒星だとしたら、
後者というのは恒星に照らし出してもらわないと存在に気づいてもらうことすら出来ない岩の塊のようなものだろうと思います。

私の回りには、前者のタイプも後者のタイプもいますけれど、
そうした人たちを眺めつつ、何が彼らを分けるのか?いうことを考えるに、
恐らく、
前者の人たちは、夢中になるものに向かっている人たちであり、
後者の人たちは、努力することに向かっている人たちなんだろうと思い至りました。

あるいは、
前者の人たちは、お金や評価よりも先に自分の思いがある人で、
後者の人たちは、自分の思いをお金や評価のために歪めてしまえる人、とでもいうか。

このところ、株価がびっくりするほど上がっています。
「ブルーウェーブ」とは、アメリカにおける大統領と上下両院の過半を民主党が占めることを指し、
元々は、株価の押し下げ要因とみられていたのですが、
いざその「ブルーウェーブ」が実現してみたら、世界の株式市場は「ブルーウェーブ祭り」の様相になっています、というお話です。

これについて、
米民主党の目指す「大きな政府」というのは、
「困ったら誰かに助けてもらえばいい」と思う人に優しい政府になるわけですが、

なぜ株価が世界的に上がっているのか?ということの理由は、
たぶん、
「誰かに助けてもらわなくてもいいように頑張ろう」と思う人たちが、
『「困ったら誰かに助けてもらえばいい」と思う人に優しい政府』をうまく使える道筋を見つけたということではないかな?と思うのですがどうでしょう。

そもそもですが、
世の中というのは、機能する2割の人たちと機能しない8割の人たちで成り立っているわけで、
たとえ、政府が、『「困ったら誰かに助けてもらえばいい」と思う人に優しい政府』になったとしても、
「誰かに助けてもらわなくてもいいように頑張ろう」と思う人たちが、
それをうまく利益につなげる方法を思いつくとかその仕組みをつくるとかすれば、
別に、「ブルーウェーブ」になったとしても株価は上がっていきますね。

ここでは、どれがその「方法」であり「仕組み」であるかは書きませんが、
マーケットをみていると、そういう斜め上からうま味を吸い上げる人や会社(機能)というのがあちこちに出来てきた感じがあります。

算命学的にいえば、
「困ったら誰かに助けてもらえばいい」と思う人」というのは肥料になる人であり、
肥料になるひとというのは宿命をきちんと消化していない人たちです。

そう考えれば、
肥料になることなく生きていこうとするならば、
「誰かに助けてもらわなくてもいいように頑張ろう」と思う人になる必要があり、

そうやって自律的に、自ら輝いていくひとというのが、
ひいては、機能する2割の人たちとして世界をけん引していく人になる、ということなのだろうと思います。

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