金烏玉兎庵

こんまりさん♩片付けエキスパートは宿命どおり

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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こんまりさん。
片付けエキスパートとして世界的にブレイクされている人です。

https://jp.techcrunch.com/2019/03/08/2019-03-07-netflix-star-and-tidying-expert-marie-kando-is-looking-to-raise-40m/

40億の資金調達というこのニュースを見て、
なににそのお金を使うのか気になるところですが、
それより何よりこの上昇気流ぶりが気になって、命式を拝見してみました。

世界的に活躍されるような人たちというのは、
たいてい宿命通りに生きているものですが、
こんまりさんも、その例に違わず、ピタリと宿命通りに人生を歩まれている方です。

陽占の主星は司禄星。
司禄星といえば整理整頓が得意な片付け上手の星。
東と西に牽牛星
権威を尊ぶ王様をサポートする星の二度運のひと。
新卒で大手企業に就職し(牽牛星の一度目)、家庭の片付けというトラディショナルな分野の権威者となり、人をサポートするお仕事につかれています(牽牛星の二度目)。
そして、北と南に龍高星。
体験的な知性と海外運の龍高星が精神において一貫しているだけあって、
自分の子供の頃からの片付け体験を掘り下げて研究し、その一分野を貫いてる海外に拠点を移し大活躍。

私のような初学者が観てもふむふむ、とうなづけるほど、素晴らしく宿命と一致しています。

ちなみに従星は壮年期において、物事に拘り極める天庫星があり、司禄星とセットで「片付けエキスパート」というのもピタリ。
若年期と老年期の天報星は多芸多才、様々な才能を開花させることができる一方、変化が多く起用貧乏ともいわれる星ですが、この星を持ちながら一つのことを追求し続ける人はそれが必ず実を結ぶといわれます。
実際、幼少期から「片付け」のキーワードに拘り、大学の卒論のテーマも「片付け」。社会人になってからも「片付け」をテーマとした本を出されるなど一貫して取り組んでこられた先で、それが実を結んでいますね。

大運では大運天中殺が初旬にまわるので3旬目、4旬目に移動して、
21歳(2005年)から大運天中殺期間に入っています。
これだけの大活躍、見事に大運天中殺を陽転させ、「人生の真夏」を謳歌されているのも頷ける星回り。

なお、大運天中殺の陽転条件に、その前の時期における挫折や苦難の経験の存在がありますが、
経歴における「大学2年のときに片付けコンサルティング業務を開始」したのに、卒業後、独立せず企業に就職されていることから、そのあたりに何か挫折や苦難があったのではないかと推察されます。

気になるのは、その大運転中殺が2024年(40歳)で終了見込みなのではないかな?と思われること。
(「思われる」というのは、大運天中殺は約束事が複雑なので「絶対」と言い切れないため。)
大運天中殺中に大きく飛躍した場合、その期間が終わるまでにある程度高度を下げる必要があります。

大運天中殺は山登りに例えられたりしますが、この期間に頂上まで登ったら、その期間が終わるまでに地上近く降りておかないと、転げ落ちたりするといわれたりします。

これだけ美しく宿命通りに生きている人の場合、もしかしたら山を降りなくても大丈夫なものなのか?
今回の巨額な資金調達が吉と出るか凶とでるか、注視したいと思います。

余談ですが、こんまりさんはずーっと同じ髪型です。
先日、同じことを繰り返すと徳がつく、ということを書きましたが、このように「同じ髪型を続ける」ことでも、徳がつくのかもしれないな、と思いました。

※命式はセラファムさんのアプリで出しました。

とても便利なアプリです。

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