金烏玉兎庵

5年おきという仕事の循環

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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人との出会いというのは、
「仕事」をつれてくるんだな、ということを考えています。

このところ、5年ぶりくらいに、会社の仕事に入れ込んでいます。

5年ぶり、というのが、ペースとしてマルかバツか、人により印象は変わるでしょうが、
自分の裁量で何かを決めて、自ら企画・計画・実行し、
「適切にインパクトを与える」ことを実現するところまでを「仕事」といい、
そのうちの「入れ込む」のが企画段階だとすれば、
5年というのはなかなか良いペースだと思う。

そもそもですが、日干が土性の人というのは、
「本当の仕事」ができるまでに最低2年はかかるもので、爾後、徐々にあらゆるものが逓増していくのですが、
兎にも角にも「環境づくり」に時間がかかるのが日干土性の人たち(日干が戊土、己土の特性)で、
その意味で、異動・転職にはあまり向きません(かなり非効率です)。

実際、私は今の職場に7年?くらいいるのですが(それが良いか悪いかは別にして)、
2年目に企画したことが最近ようやくインパクトを与えていますよね、と誰もが認めるフェーズにたどり着いたところで、分業ではなく自分でやるとなると、そのくらいの期間はやはり必要です。

さて、そこで、冒頭の、
人との出会いというのは、
「仕事」をつれてくるんだな、というお話ですが、

その2年目に企画した仕事が軌道に乗り、巡航運転のプロセスにおいて出会った人(関りをもった人)の影響で、
只今現在、その今の仕事をベースにした、もう一段大きなインパクトを狙う仕事を構想し、
それについてこのところ集中して考えていて、

まだまだ、漠然としている中にもなんとなく骨格が見えてきつつある?
…くらいのフェーズにあるのですが、

ひとりでお酒を飲みながら、こんこんとその骨格を舐めるように眺めまわしつつ、
その私に影響を与えた人は、多分、この仕事をするために出会った(関りをもった)のだろうな、
…ということを考えつつ、

ハタと気づいたのが、なるほど、三合会局(比和・半会)のタイミングで、
こういう、インパクトを与える仕事につながる出会い(関り)が起こるのだということ。

お勉強をされている方はお気づきと思いますが、比和・半会というのも5年おきに起こります。

三合水局の十二支は、申・子・辰ですが、
子年の方であれば、子年を1年目として辰年は5年目、辰年を1年目として申年が5年目、
申年を1年目とすれば子年が5年目となります。

三合会局というのは、言わずと知れた、異次元とのつながりが起こるタイミング。
異次元ながら、融合することができ、そこで一段高い次元の何かを創り出すことができる組み合わせ。
ちなみに、比和はそれまでの半会で積み上がったものが結実します。

それに気づいて、
なんとなく、このところ仕事の充実感があったのが、そういうことか、と腹に落ち、
充実感の中にも、敢えて私がそれをする必要があるのか?
…と、確信を持てずにいたのですが、
だとすれば、これはきっとやるべきなんだろうな、と思い至りました。

そしてそれと同時に、
それと分かって取り組む初めての「三合会局」年であるので、
算命学の理解・知識を駆使して、取り組んでみようと思います。

その「関わっている人」というのも、
多分そのために必要な存在なので、
多少お気楽路線に寄せつつありましたが、
きちんと敬意と配慮をもって遇さねば。

敬意と配慮をもって遇するとは、
ひとえに、その人の栄達に尽力するということ。

なぜなら、壮年期見弱の場合、
自分がオモテに出ようとするよりも、
そのほうが圧倒的に、仕事の実現度が高くなるからです。

オモテに出て評価されることと、
仕事の実現を両立させることは壮年期身強以外にはかなり難しく、
名を取るか、実を取るかいずれかを選ばねばなりません。
名はいらないのかといえば、
実を得ればその先に名もついてくるから問題ありません。

だいたい仕事をしている人であれば、
自分が我先にと評価を目指すより、他人の評価を上げたほうがあらゆることがうまくまわることをご存じと思いますがどうでしょう。

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