金烏玉兎庵

「逆盛」のススメ

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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かなり多くの方からメールをいただき、
「盛る」ことがNGであることへの拒絶反応の大きさに多少びびりつつ、

さらに経歴詐称疑惑のあった方に「友達削除」されて戦慄しつつ、

ちょっとこの話題はもううんざりかな?
…と思いながら、
まさか炎上してるのかな?とPVを半年ぶり位に確認したら、
特に炎上していないようだったので、書くのですが、

世の中には、
100点を取ったけれど、友達には70点だった、という人、
300万円のバッグをもっていながら、友達に10万円で手に入れたの、という人、
年収8000万円稼いでおきながら、家族にも、年収2000万円くらい、という人、
夫が大きな昇格を遂げたのに、そんなことを悟られない地味さを維持している人、
子供が難関大学に進学したのに、決してそのことを周囲の人には気づかせない人、
たいへんな賞を受賞したのに本人の口からはまるでそのことに触れない人、
…というのがいて、

そういう、いわゆる「逆盛」している人と、
普通に「盛る」ということをしている人を、
並べて比較すると、

「逆盛」している人は、
特別な何かがあるわけでも、特別な何かをしているわけでもないのに、
自動的に上がっていく。

ふつうに「盛る」ということをしている人は、
ものすごく特別な何かがあるように見える(アピールしていますからね)、
特別な何かをしているように見えるのに、
びっくりするくらい上がらないばかりか、むしろ下がっていく。

これは10年くらい観察していると、もう本当に疑いようもなく分かります。

いや、「逆盛」というのは見ようによってはいやらしくもあり、
また、そもそも世の中の8割くらいの人は、
もしかしたら、「逆盛」する人がいる、ということすら想像しにくいかもしれませんが、

人に緊張感を与えるような飛躍、
人に焦りを感じさせるような成長、
…を継続的に遂げる人たちというのは、

本当に、例外なくこの「逆盛」をしています。

いや、あの人は盛ってるけど上がってますよ?
…という「あの人」は、
盛っているように見えるそれよりも遥かに高い次元を成し遂げているはずで、

このあたりは、正確無比な観察眼なしには捉えられないこともあるかもしれませんが、
これも、長い期間見ていれば、そのことが分かるだろうと思います。

もっとも、
だいたい「逆盛」する人の近くにいるのは「逆盛」する人、
「盛る」人の近くには「盛る」人がいるので、
「盛る」人が「逆盛」する人に出会う機会自体が少ないからなのかもですが、

「逆盛」な人は本当にあっという間に飛躍します。

これは例えば、
テスト前に「勉強した?」ときかれて「全然」と答えて良い点数を取る人が、例外なく勉強しているのと同じ仕組みのお話ですよ、
…といえば、伝わりますでしょうか。

ちなみに、
やれば開運すると分かっている「ゴミ拾い」と同じく、
やれば上がると分かっていても、「逆盛」はなかなかできないもの。

そして、「逆盛」否定派な人は、
だいたい「そんな、性格の悪い嘘はつけません」というのですが、

こうした「逆盛」の仕組みが、
世の中が常に波動を形成している、
つまり、
「人生万事塞翁が馬」とか、
「禍福は糾える縄の如し」とかの、
あの仕組みに通じているといえば、
全力で「逆盛」に向かうのではないかと思いますがどうでしょう。

つまり、
ないものを人に自慢したら堕ちるだけ、
あるものを謙遜して隠したら上がるだけ、
…という、至って簡単な仕組みです。

人間の「見栄」というのは根深い業であり、
分かっていてもなかなか実践できるものではありませんが、

上がれば下がり、下がれば上がる、
という万物の「法則」、「仕組み」が腹に落ちれば簡単に実践できます。

これは例えば、
左遷されたことは大々的に吹聴しても、
出世したことない一切言わない、書かない、とか、

株で損したことはみんなにアピールしても、
得したことない決して言わない、とか、
そんなことでもあります。

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