金烏玉兎庵

反田恭平さんと小林愛実さんの結婚に思う

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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一昨年、ショパンコンクールで2位と4位で入賞された、
反田恭平さんと小林愛実さんがご結婚されたそうです。

もともと、反田さんが愛実ちゃんのことを好きなのは、
見ているだけ、聴いているだけで伝わってきましたが、
晴れてゴールインしたようで、良かったな、と思います。

気がかりなのは、今秋から予定されていた愛実ちゃんのフランス留学ですが、
留学は待ってくれるけれど「良い時期の結婚」は今しかなく、

留学やリサイタル予定など様々に予定が満載な中、
このタイミングでお子様が出来て、ご結婚が実現したのは、神の采配ではないかと思っています。

人の結婚に「神の采配」とは大げさなようですが、
相性の良い天才ピアニスト同士が惹かれ合い、盤石の結婚が実現するタイミングなど、
100年に一度あるかどうかであるわけで、

そうしてみると「神の采配」というのも大げさではないことが伝わるのではないでしょうか。

「盤石の結婚」とは何かといえば、
「相性の良い2人」が「良いタイミング」 で結婚することをいっていて、
これはすなわち「全うな子供が出来る」ということで、
このタイミングを逃さずお子様が宿ってくれたということは、
神様が、この2人の天才ピアニストの進化版たる子供を望んだのではないか、
…と、 感じられますがいかがでしょう。

もちろん、こういうタイミング(東方合法)で結婚すると、
「外で活躍するための結婚」となる傾向があり、
家庭に落ち着くことにはなりにくいのですが、
音楽家としての夫婦なら、むしろマルなのではないかと思います。

なお、やはりな、と思ったのは、
この2人、宿命に同じものをまるで持たない、という点です。

それぞれが自立し、自分の本質を十分に発揮して生きている場合、
2人の命式の中に同じ要素(十干、十二支)が出てこない傾向にあります。

一方、自立できていない場合、自立出来ていても自信を喪失しているようなタイミング、
結婚相手に、自分を守ってほしい、応援してほしい、支えてほしいといったことを期待しているような場合には、同じ要素や律音をもつ傾向にあります。

陰占なので本人に自覚は希薄ですが、
「自分の性質の発揮が不十分」であるような場合、
それを結婚相手に補ってもらうことを期待しているような場合、
自分の命式にある気と同じ気を持つ人に寄っていってそれを補おうとする傾向にあり、

もちろん、それで補われて良さが出ることもあるので、 それが悪いわけではないのですが、

反田さんと愛実ちゃんの結婚は、
共にショパンコンクールでそれぞれの個性の発揮を認められ、評価されて入賞したのちの結婚だけあって、

お互いの個性・才能が確立したうえでの結婚であるといえ、
ゆえに同じ要素をまるで持たない結婚なのだろう…というお話です。

一才違いで年干支の準律音はありますが、
同じ十干十二支を命式に持ち合わず、
それでいて合法がてんこ盛りの相性というのは、
それぞれが自分の世界を確立したうえで惹かれあった「大人の結婚」であろう、ということでもあります。

ちなみに、この結婚、どちらにとってもプラスになりそうなのですが、
よりプラスになるのはどちらかかといえば、
間違いなく反田さんにとってプラスになる結婚で、
愛実ちゃんの存在があってこその今回の飛躍であったように思います。

というのも、
反田さんは初秋の岩の命式、
直火で鍛錬されてこその命式のこの方にとって、
日干丁火の愛実ちゃんはまさに守護神となる方であるからです。

真っ当に生きていると(=打算なく結婚すると)、
相性の良さばかりが目立つものですが、
この2人はそういう2人であるように感じられますがどうでしょう。

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