金烏玉兎庵

ゴーンさんに学ぶ「やりすぎは禁物」

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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ゴーンさんの奥様が、
フランス政府の介入を求めて渡仏したようですが、
遅きに失した感があります。
今回、実名暴露を盾にフランス政府(多分マクロン)に圧力をかけようとしているわけですが、
ゴーンさんが日産ルノーにおいて絶大な権力を振るったとしても、所詮は一企業の代表。
日本もフランスという国同士の地政学的な駆け引きの中では、駆け引きの駒、それも今となっては捨て駒となり果てたといっても良いような状況です。

教訓は、「やり過ぎ」は禁物。

一企業人としての分をわきまえず、
触ってはいけないところを触ってしまったがための悲劇といえる気がします。

堀江さんが、最高裁まで戦うとすれば10年くらいかかると言っていましたが、ゴーンさん一個人が勝っても負けても、既に大勢に影響はなく、
失うもののみという結果になりそうです。

法治国家といえども、
君子危うきに近寄らず、
中庸を知ることの大切さ、
そういう処世術が必要であることを学ばせていただきました。

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