金烏玉兎庵

芸能界と六旬目に関する雑感

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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渡辺徹さんが他界されたそうです。

ご夫婦そろって誰にでも好かれそうな、芸能界の人気者で、
特に近年は、寄り添い合っておられる印象が強かったので、
奥様である榊原郁恵さんのご心痛はいかほどかと察せられるところです。
心より、お悔やみを申し上げます。

さて、61歳での他界であったそうですが、
調べてみたら、やはりこの方も、大運の六旬目での他界でいらっしゃいました。

算命学では、大運の5旬目までに天命を知り、
6旬目までには天命に合った生き方に改めなければ淘汰されるといわれますが、

大運天中殺の陽転の勢いに乗って芸能界で活躍されるような方というのは、
天命とは別の生き方をしながらも、活躍することが出来てしまった先に、
六旬目で他界される方が、本当に多く、いろいろと考えさせられます。

普通は、天中殺の道筋を歩まなければ活躍できないとか、
東方の星を稼働させないと存在感を発揮できないとか、
…そんなふうに、活躍と宿命消化は連動するのですけれど、

大運天中殺というのは、「何でもあり」のタイミングであり、
宿命にかかわらず、位相法条件にかかわらず、自動的に活躍に向かうことが出来てしまうので、

その波に乗って大きな活躍をした先に、
宿命から大きく外れたところで盤石の基盤を築いてしまうと、
そういう六旬目を超えられない、ということが起こることになります。

この方の場合、単に六旬目というのみならず、散法が極端に集中するタイミングでの他界なので、
観る人が見れば、このタイミングでの他界に驚きはないと思うのですが、

一方で、ご本人の人生と人体星図の印象の乖離をみれば、
傍目には華やかで幸せそうな人生に見えましたけれど、苦しかったのではないかと、そのことが気に掛かります。

人間の満足というのは、基本的に天中殺の消化と人体星図の消化にあり、
それと異なる道を歩み続ければ、歳を重ねるにつれ、苦しさや葛藤が募ることになります。

若いうちは、それと異なる人生を歩むことが出来たとしても、
40代、50代と、歳を重ねるにつれ、気が重くなり、身体が重くなり、だんだんとその「異なる道」の負担感が増してくるもの。

その重さや負担感に気づいて、人生を切り替えることができれば良いのですが、
そういう「重さ」を年齢のせいだと思い込み、苦しい体に鞭を打ちながら頑張り続けてしまうと、
「違う道」を、片道切符で歩み続けるようなことにもなるのです。

…と、こうしたことを書くと、
そうと分かっているなら、教えてあげればよいではないか、と思われそうですが、

自分の足で立って生きてきたような大の大人というのは、
たとえそれが、親や配偶者であったとしても、他人の言うことをおいそれとは聞かないもので、
多くの場合、「自分で気付く」しか助かる道はありません。

その意味で、真に自分の人生を考えるなら、
自分で気付けるだけの東洋の知恵を身につけるか、
そこまででないにしても、せめて「言っていることが分かる」くらいの知識をつけておくことが望ましいように思います。

ちなみに、違う道をいった先に戻れなくなる、その分岐点は、

だいたい、大きな散法があったタイミングで本人は「間違ったかも…」と気づいたはずなのに、
そこまで築いてきた立場や評価のほうを優先し、
自分にも、他人にも、その「間違ったかも」というその気付きを無視してしまう、
そこが「戻れなくなる分岐点」であることが多いようです。

見ていると「変な道を行き始めたな」というのが分かるし、
本人も、それとなく「やばそうだ」ということに気づくようなのですが、
少なくない人が「やばそうだ」と気づくと、なぜか無茶無謀のほうに走ります。

もっとも、「やばい」と気づいてブレーキを踏めない人は、
行きつくとこまで行ってしまわないと止められないので、
その無茶無謀にも、意味があるのかもしれませんが、

そんなふうに、人間というのは、私たちが思っているよりもずっと理性を欠き、本能に基づいて生きている動物なので、
人のアドバイスを聞くには、聞いて理解し、そのアドバイスを活用できるだけの知識が必要なのだというお話です。

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