金烏玉兎庵

45歳という分岐点 ※多少センシティブです

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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先日、職場の友人で、既婚男性の方が、
「正しいことや本当のことを言うと、妻が怒るんだよね」
…というお話をしていました。

その話を聞きながら、ある種の女性というのは、
「正しいことや本当のこと」をいっているのに、
それをもって「攻撃」のように受け取るばかりか、
そういう耳に痛い「正しいことや本当のこと」を言う人が、
「人間的に卑劣」であり、

そういう人にはバチが当たるに違いない!とか、
私はそんな人間になりたくない!とか、

そんなふうに考える人がいるのを思い出しました。

失笑を買いそうなお話ですが、
四六時中、女性同士でつるんでいるような人たちの多くはそういう考えを持っているような印象があります。

いつも主婦同士でつるんでいます、
ママ友同士で話がすごく盛り上がります、
…みたいな人は、ほぼそういうタイプであるような。

そういう方は、
普遍的な真実はもちろん、世間・社会といったものや、世の中の常識に疎く、
「自分+半径50m」における「正しさ」、
つまり「自分にとって心地よく都合の良い情報」の中で生きているので、

耳に痛いことをいう人は悪!
そういう「ひどいこと」をいう人にはバチが当たるべき!
…みたいなことを平気で言ったりします。

さて、こうした性質をうまく捉えて一世を風靡したのが 「オバタリアン」ですが、

その話を、冒頭の友人に話したら、すごく悲しい顔をして、
言わなければよかったな、と思いました。

…自分が恋焦がれ、 愛した女性が「オバタリアン」化していることに気づくって、
これ以上に悲しいことはありません。。

前に、45歳というのは、運命的な分岐点であることを書きましたが、
最近思うに、45歳というのは肉体的にも、そして人格的にも、 大きな分岐点であるように感じています。

身体の柔軟性や英語の発音(舌の柔軟性)というのは、45歳よりも前なら、
割と短期間で強化・向上させることができますが、
45歳を過ぎると、その向上が難しいばかりか、どんどん劣化・退化していくもので、継続的な努力が不可欠です。

それと同様に、
人間性や人格、世の中における「在るべき在り方」の理解などというのも、
45歳よりも前なら、割と簡単に身に着け向上させることが出来るのですが、
45歳を過ぎると、考え方が硬化し、 我田引水の傾向が強まり、
もともとその習慣がないような人は、
新たな考えを受け入れるとか、バランスの取れた視点を維持するとかいうことが出来にくくなっていくように思います。

なお、世の中の離婚の中で「理由のない離婚」、
つまり不倫とか、経済的なものとか、 離婚理由はいろいろありますが、
そういう具体的な理由のない離婚というのは、
だいたいその45歳を過ぎた、50代前後が一番多いのだそうです。

これはつまり、女性というのは、40歳を過ぎたら、
本来、意欲的・積極的に勉強して、社会性を身につけなければ、
結婚生活を維持することも難しいのだということです。

ここで、男性はどうなのかといえば、
男性というのは、社会のルール、 会社のルールの中で、ある程度、社会性を身に着け成長することができます。

一方、 女性というのは、
「自分+半径50m」で生きていることが多いので、
そういう場合には自己研鑽をしなければ、
夫の成長との乖離が激しくなり、結婚生活を維持することが出来なくなるのです。

これは、いわゆる陰陽論の延長であり、
その仕組みについては少し前にnote に書いたので、気になる方はご覧くださいませ。

なお、
「私はいろんな人と関わりを持っているから、社会性はありますよ」
…という女性のなかには、

「お客さん」的に親切にされているだけ、
気を遣われているだけ、
…の関係をもって「社会性」と思っている方がけっこうおられます。

そういう方に共通するのは、
本来備えるべき社会性が備わっていないことの先に、
そういう「親切」や「気遣い」を特別な愛情と勘違いするという点。

これは客観的にはかなり残念なお話ですが、
実は、その「勘違い」のおかげで、男性側(夫側)は自分ではいい出せなかった離婚を実現できることもあったりして、

全体で見れば、実はすべてがうまく調和しています。
世界ってよく出来ていますよね。

※この画像はカンディンスキーの『小さな世界』という画。

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