金烏玉兎庵

算命学を学び続けるために必要なもの

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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算命学に関する深いところをnoteのほうに書き始めて2年が経ちました。
当初は、あれこれ書きたいことばかりが先走る一方、

たくさん書かねば…
オーソドックスなことも書かねば…など試行錯誤の連続でしたが、
最近は、一日一投稿、毎日3000文字以上を書き、

大きなテーマ(長期にわたり書くテーマ)は、
ときどき別の小テーマを折り込むというスタイルも確立し、
只今現在は、
想定法という多少難解かつ大きなテーマと、
人体星図の十大主星と後天運でめぐる星の関係という比較的分かり安く、けれど重要なテーマを並行して進めています。

先日、長くnoteをご覧くださっている方から、
ご相談のお問い合わせと併せて、noteで書いた土性についての内容や、先日メインブログで書いた牽牛星についての内容がとても参考になったというメールをいただいたのですが、

長く書き、あるいは長くご覧いただいてきたからこそ、
そのシンプルにして当たり前のことの先にある深い内容もご理解いただける素地があって、
だからこそ伝わるのだとすれば、
やはり「長く続ける」というこというのは大切なのだろうと感じた次第。

ちなみに「土性」というのは、
その性質だけであれば算命学の一番最初に習うのですが、
その本質の奥深さ、土性特有の難しさというのは、
相応に学びを重ねないことには分からないものでもあります。

なお、ここで「土性」というのは、
十干・十二支・十大主星のすべてを指し、
つまり、戊土・己土・丑土・辰土・未土・戌土・禄存星・司禄星を指しますが、
戊土・己土というのは、日干にあるときのみならず、
天干・蔵干にある場合までも含み、
これらは他の4つの五行と比べて特有の難しさがあるのですけれど、

結局のところ、
その「難しさ」を理解するのにも、
他の4つの五行に比較して、やはり特有の難しさがあり、
それを理解するには相応に時間がかかるのだろうとも思います。

とはいえ、
長く続けることが出来ない方というのも少なからずおられますね。

個人的な事情や家庭の事情など様々な事情もあるのですが、
一番多いのは、

算命学が説くことの厳格な法則と、
その先にある過酷な現実にぶつかったときに、
その宿命やそこから導かれる事実を受け入れられなくなった、

…というケースであるように思います。

算命学というのは自然の法則であり、
自然というのが優しさとともに厳格さを持つのと同様に、
人間の都合でコントロールできるものではありません。

そういう現実にぶつかったとき、
つまり、算命学で説く内容が「自分にとって好ましくない内容」であったときに、
それ以上、学ぶことを止めてしまう、という方がけっこうおられます。

例えば、
三代前までに名を成した人物がいる場合には大きな成功が見込めないとか、
子供の干を持たない夫婦と子供からなる家族の難しさとか、
そういうことが算命学では説かれますが、
そうした事象が当てはまったときに、将来を悲観して学ぶことを止めてしまう方がおられるのですが、

それらの内容は真理ではありますが「部分的」なものでもあり、
世の中には、
三代前までに名を成した人物がいて成功している方や、
子供の干を持たない夫婦とお子様の家族でも問題がないケースなどもあり、

できるなら、
「自分に都合のよくない内容」に気づいたら、
それをどう乗り越えられるのか?
…を知るまで学んでいただけると良いように思っています。

ちなみに、
子供の干を持たない夫婦でお子様がおられる方の命式などをみれば、
だいたい後天運でお子様の干がめぐっているタイミングに子供を授かっておられることも多く、

それに気づかないまま、「子供の干がない夫婦」という理解だけで悲観している方もいるのですが、深く学べばそういう理解を超えられることもあるのだというお話です。

算命学においては、
「絶対的に不幸」とか「絶対的に不可能」ということはないように思います。

どう工夫するか?どういう時期を選ぶか?
…という多角的な視点、長期的な視点を得ることができるのが算命学で、
そういう視点を得るために、私自身、学び続けています。

ブログを始めた当初、
自分にある宿命中殺や対冲、異常干支といった、
一般的なブログにおいては「不幸」と書かれることもある要素をいかに活かすか?
…ということをよく書いていましたが、
そういう「不幸」とか「難しい」といわれる要素を掘り下げて活路を見出したい、
…という思いは、当時といささかも変わっていません。

今週のnoteのマガジンは、
家族と「子供の受験」の関係や、夫のエネルギーを喰う妻など、
センシティブな内容を取り扱っていますが、
それすらも、「使い方」「活かし方」であるといえます。

もっとも、その理解や活用には一定の柔軟性が必要なのも事実で、
結局、算命学を学び続けるのに必要なのは、
多角的な視点と長期的な視点、そして柔軟性なのかもしれないな、と思います。

⭐︎2022年4月一週目のマガジンを公開しました🌷
https://note.com/kinugyokutoan/m/mf98e727bc087
※多少、センシティブな内容を含みます。

2/28 家系・家族のエネルギーと「子供の受験」の関係、想定外の合格を手にする家族の在り方
https://note.com/kinugyokutoan/n/n670428196ea4?magazine_key=mf98e727bc087

3/2 夫のエネルギーを喰う妻のパターンと構造① ※閲覧注意
https://note.com/kinugyokutoan/n/n3cc3804547ca?magazine_key=mf98e727bc087

2/18 酉月仲秋の癸水、なぜ秋篠宮家のお子様は学習院ではない学校に向かわれるのか?
https://note.com/kinugyokutoan/n/nc19656469069?magazine_key=m27bf2dd9536b

1/27 ちょっと深い天中殺の仕組みと構造、「天の助けが得られない」ということの意味
https://note.com/kinugyokutoan/n/na7ba8c0e71aa?magazine_key=m351c585f101b

12/31 異常干支がこの世界で果たすべき役割
https://note.com/kinugyokutoan/n/n329b1f1511f9?magazine_key=md76f36e89a54

⭐︎十大主星の多連変化のまとめです🌸
十大主星の総合的な理解に不可欠の内容です。
https://note.com/kinugyokutoan/m/md2b1946e0eff

⭐︎「東方の星と南方の星の組み合わせ(全パターンあり)」を中心に、
「適職」や「出世」に関する投稿を「適職に関する投稿のまとめ」としてマガジンにしました📚
https://note.com/kinugyokutoan/m/m0b5d9b4bbd45

⭐︎サークルはこちら:https://note.com/kinugyokutoan/circle
月額5000円です🌿毎日3,000文字以上、毎月90,000文字以上更新中📖

⭐︎各天中殺の生き方について、
知っておくべき基本的な内容の記事をまとめました🌿
重陽の日のお祝い価格、3333円です。
https://note.com/kinugyokutoan/m/mfa6bb7348d9a

⭐︎マガジン統合版
お勉強をされたい方は2020年4月から順番にマガジンを読まれることをお勧めします📚

○2020年4月のマガジン
https://note.com/kinugyokutoan/m/m9bf267619763

○2020年5月のマガジン
https://note.com/kinugyokutoan/m/ma8ab308f3ccb

○2021年7月公開のマガジン🌸守護神、十二大従星など
https://note.com/kinugyokutoan/m/mf0d76600578c

○2021年8月公開のマガジン🌹想定法など
https://note.com/kinugyokutoan/m/m389e8a4eaf03

※マガジンは2020年4月〜2021年9月まであります(2022年3月現在)
天中殺、適職等のまとめマガジンと重複している部分もある点にご留意くださいませ。

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