金烏玉兎庵

どす黒い怒りの原因と活用

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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ちょっとした暴言を含みます、閲覧ご注意くださいませ。

さて、世の中には「いうだけ番長」みたいな人というのが少なからずいて、
「○○して、○○したら稼げるよねー」
…みたいなことをまくし立てつつ、
まるで本人は行動しないのに、言うだけでやたらと偉そうな人、

何年かぶりに久しぶりに見かけてどうしてるんだろう?
…と思ったら、
まだ同じことを言っている(だけの)方というのがおられます。

さて、先日、そういう方にお目にかかって、
ちょっと新しい気付きを得たので書いておこうと思います。

実は、2年くらい前にも、
同じような、まるで実行が伴わない人について書いたことがあるのですが、

こういう人の言葉にどす黒い怒りが腹から湧き上がる、
日ごろの私の生活圏では決してお目にかかることができない、
こういうアンプロフェッショナルな「いうだけ番長」にたまに会うと、

私自身が、前進力を持つことが出来ることに気づきました。

思い返せば、
私が note を始めたのも、そういう礼儀知らずの「いうだけ番長」のおかげで、
当時は、言葉を尽くして非難して怒りを表明しましたけれど、
(2020年2月後半あたりのブログに確か書いているはず)

その方が、本人が決してやらないであろうことをしゃべり倒すのを聞きながら、
それなら私がやってみようと思ったあのことがなければ、
多分、note を始めることもなかっただろうと思いますので、
まったくもって、何が幸いするか分からないものだな、と思います。

「怒り」というと、ひどくネガティブなものですが、
それをポジティブに昇華できれば、たいへんな原動力につながるものですね。

それについて久しく考えていたのですが、
この「怒り」の昇華による原動力というのは、
命式に散法がある人が何かにぶつかってそれを乗り越えるときの活力に似ているな、
…と、いうことに気づきました。

天剋地冲などは、破壊の先に道が開けるものですが、
怒りの先に道が開けるというのも、散法的なエネルギーの効果の一つなのではないか?
…ということです。

だとすれば、
散法がある人は「怒り」の昇華方法を身に着けることが大切で、
その「怒り」の昇華方法を身に着けた人から活躍する、発展する、ともいえるように思うのですがどうでしょうか。

話は変わりますが、
陽占において、陽の星同士の相剋・陰の星同士の相剋が並ぶと、
「瞬間湯沸かし器的にカッとする」
…という作用が生まれます。

陽の星同士の相剋・陰の星同士の相剋というのはたとえば、

調舒星と牽牛星とか、鳳閣星と車騎星とか、
龍高星と鳳閣星とか、玉堂星と調舒星とか、

…みたいな組み合わせで、
こうした組み合わせを星図の中に持っていると、
「瞬間湯沸かし器的にカッとする」ということがよくあるもの。

とはいえ、これらの作用はほとんど化学反応的にそれが起こるので、
5分もすれば「なんであんなに怒ったんだろう?」と自分で思うことも多く、

ゆえに、怒りを感じたら「5分立ち止まる」ということを習慣にすると、
無駄に怒らずに済むともいえます。

その陽の星同士の相剋・陰の星同士の相剋が存在する場合、
「瞬間湯沸かし器的にカッとする」、
そんなふうにそこに大きな瞬発的エネルギーが発生するとすれば、

それには、単に「怒りを発する」という以上の何か意味があるのではないか?
その怒りには、何かを実現するための「機能」があるのではないか?

…と考えました。

そもそもですが、
相剋というのは「自分が鍛えられる」ということであり、
何かに立ち向かうスイッチがその「瞬間湯沸かし器的な怒り」なのだとすれば、

そのスイッチの意味を適切に認識し、
さらにそれをうまく活用することができれば、
ものすごく飛躍的な何かが出来たりするんじゃないかな?というか。

だとすれば、
冒頭のようなどす黒い怒りを与えてくれる、
アンプロフェッショナルな人にも、もっと感謝したほうが良いのだろうと考えた次第。

ちなみに、私は星図に牽牛星と調舒星の相剋があり、
さらに車騎星が他に2つもあるので「実践・実現」への思いが強いために、
鳳閣星・調舒星的な「あっけらかんと夢を語る」だけのことにイラっとするのかもしれません汗

このエネルギーを確りと有意義に使っていきたいものだな、と思います。

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