金烏玉兎庵

国のトップから見る国の方向性

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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トランプ大統領が再選に向けて出馬表明をされました。
コト経済という面では、
たぶんトランプ大統領が再選すると、
経済は引き続き好調が見込まれます。

 

国の方向というのは、
国のトップの天中殺で見ることができます。

 

例えば、
トランプ大統領は子丑天中殺の人。
その場合、とても経済に注力して国家運営を行うのでら経済的に発展するといわれます。

国の本義として、経済によりすぎるのは品の良いことではないので、
(事業会社なら良いかもですが)
それが必ずしも良いわけではないですが、ひとまずコト経済という面では良さそうだ、ということです。

 

ちなみに、
国が経済に注力しすぎると、国民は品位を落とし庶民性を示すといわれます。

よって、

「世界から尊敬される国、威信あるアメリカ」

の看板はおろすことになるかましれません。

 

日本の安倍総理は申酉天中殺の人です。
申酉天中殺の人が国のトップに立つと、
その国の状況を移行させる役割を持ちます。
平和期から動乱期、動乱期から平和期など。

例えば、
年功序列の平和な経済構造だった社会が、下克上や実力主義の社会へ移行したり、
その逆だったり、という感じです。

 

安倍総理が今回総理大臣の地位に就いたのは2012年の末ですが、
その直前の株価が10000円を割っていたところから倍近くまで上げていることを考えるに、経済低迷期から発展期への移行をになったと言えます。

 

なお、他の天中殺の場合は以下のとおり。

○寅卯天中殺
就任時の状況を維持し守っていく役割。
よって、平和な時期は平和なまま、動乱の時期は動乱のままです。

○辰巳天中殺
庶民の味方です。国民生活の向上ににむけて社会保障に力を入れる傾向にあります。
当然、財政を慮る知識階級や富裕層からは不満が出ます。

○戊亥天中殺
国家の威信を高める役割を担います。
経済的にも武力的にも、国威発揚的な役割を担います。

○午未天中殺
自分の代での結果を出すのではなく、将来的に意義のある活動をする役割を担います。
5年後、10年後を見据えた布石を打つ、在任中は評価されなくても歴史で評価される、そんなトップになります。

 

と、つらつら書いてみましたが、
必ずしも、
…なるほどー!
と、いう印象の人ばかりではありません。

麻生さんは好きな政治家の一人ですが、
戊亥天中殺の国の威信を担ったかどうか…
強いて挙げれば、ノーベル賞を同時に日本人が4人受賞したことくらいしか浮かびません。

 

が、細かくみていくと納得感があるのかも。

 

一般大衆の印象とは別のことが起きていた、ということはよくあることでもあります。

 

折を見て、きちんとした人の筆による総理大臣の伝記とか、あればですが日経の「私の履歴書」などを読んで検証してみようと思います。

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