金烏玉兎庵

雑記/オリンピック開会式と陰占と『TENET』

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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オリンピックの開会式を、生まれて初めて観ていました。
聞いたこともない国というのがこんなにあるのか!
…と驚きつつ、

地球上の全世界から様々な国の人たちがこの日本に集まってきていること、
そして晴れやかに、誇らしげに歩いている様子に、
素直な感動を覚え、途中から涙が止まらなくなりました。

オリンピックはスポーツの祭典といわれますが、
四年に一度、全世界から人々が集まる「地球の祭典」、といってもいいんじゃないかな?

NHKの入場してくる国々の説明は、
分かりやすく、イメージしやすくありがたかったな、と思いますし、

それぞれの国が、イメージしやすい衣装を身に着けている一方、
それに日本的なセンスを添えていたり、
嬉しそうに写メを取ったり踊ったりしていて、

大スペクタクルの舞台公演を見ているようでした。

無観客は残念ではありますが、
私自身はそもそも開会式を含めオリンピックチケットを外していたので、
むしろ雑音のない舞台をライブで楽しむことができて良かったです。

ちなみに、有明のビッグサイトに放送センターが置かれ、
世界のテレビ局がそこに集まって世界に向けて配信しているのだそう。

印象的だったのは、
選手団の皆さんが、本当にうれしそうだったことです。

アスリートにとって、
オリンピックに出られるかどうか?
そこでメダルを取れるかどうか?
というのは、その人生にとっての重大事。

そのことを生々しく知ることが出来たという意味でも、
開会式のライブを見たことの意味がありました。

さて、以下、ちょっとシビアなお話なので閲覧ご注意くださいませ。

世の中ごまんといるアスリートの中で、
オリンピック出場者というのはごくごく一部なのですが、
スポーツの現場にいる人であれば、
オリンピックに出場できる人と出来ない人の差というのは、紙一重であることも多いことを知っていると思います。

あるいは、メダリストとメダルに及ばない4位以下のアスリートの差というのも、多くの場合、紙一重であることは、競技を見ている観客なら多くの人が知っているはず。

では、何がそれを分けるのか?
といえば、率直に言えば「運」であり、
算命学でいえば陰占によってそれを観ることができます。

なぜ陰占なのか?といえば、
陰占は現実のカタチを造るから、結果として残る現実を造るからです。

オリンピックに出場すれば、オリンピックに出場した、という記録が歴史に残り、
その記録がその後の人生についてまわり、その記録がその人物の現実を造っていきます。

金メダルを取れば、金メダルを取ったという記録が歴史に残り、
世界の歴史に刻まれて、それはその後の世界を造っていきます。

そういう「その後の人生を造る」とか「その後の世界を造る」とかいうことにつながる何かを成すには、陰占のカタチが必要であり、
そういうカタチを持たない人が、何かに間違いでうっかり金メダルなどを取って「世界を造る」ようなことになったりすると、
そのカタチを持たないで世界を造った人が淘汰されることになったりします。

あるいは、「世界を造る」ようなことを成し遂げたにもかかわらず、
まるで世界に素通りされるか。

その場合、はた目にはメダルを取りながら「世界に素通りされる」ことのほうが悲劇に映るかもしれませんが、
算命学という観点では、むしろそれでよかったですね、と考えます。

ところで、

「その後の人生を造る」とか「その後の世界を造る」とかいうことにつながる何かを成すには、陰占のカタチが必要

…というそれは、
最近、Netflixで公開され始めた映画『TENET』の逆行に通じています。

『TENET』も、時間が直線的ではなく円環的にめぐる世界観の、
先に結果があり(未来が決まっていて)、それに向けて過去が造られていく、という映画ですが、

陰占というのも同様で、
先に「世界を造る」ということが陰占に刻まれており、
その既に決まった未来に向けて過去が造られていく、という前提のもの。

なお、『TENET』でも「自由意思はないのか?」と主人公が問うている、
それと同じ疑問を持つ方がいると思いますが、
自由意志が発揮されべきところは、結果に対してではなく、結果に向けてのプロセスにおいてであり、

そのプロセスの豊かさが人生の充実度につながっています。

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