金烏玉兎庵

選挙結果と運の底上げ、選挙に勝つ人

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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参院選の結果が全て確定しました。
二之湯さんが当選すると予想しましたが、嘉田さんがデッドヒートの末に当選を確実とされました。

 

改めて命式を見直していますが、
嘉田さんのほうに軍配があがる感じがやっぱりせず、
前回の落選から虎視眈々と雪辱を晴らすべく過ごして来られた、その結果としての当選であったかな、と思います。

が、
知事職はともかくとして、この人が参院議員として幸せかどうか、
それを全うできるかは別の話な気もします。
(往生際が悪くてすみません。)

 

音喜多さんも当選されましたね。
書きませんでしたが、あまり好きな政治家ではありません。
なので、今回の当選を必ずしも喜んではいないものの、ギリギリで当選されるのはやはりきっちり宿命を消化し、天命を受けているということなのかも。
奥さんの連れ子を養子にしていますが、
他人の子供を我が子として育てるという大きな徳を積んでおられることも、今回の当選につながる運の底上げに寄与していそうです。

 

余談ですが、
子育て、取り分け他人の子を我が子として育てることは徳を積むことにつながり、
自分の人間としての器、得られる果実を受け取る器の大きさを大きくすることができます。
言い換えれば、
子育てというのは運の底上げにつながるということでもあります。

 

話を選挙に戻します。

同じ印象の当選者が実はもう1人います。
比例単独で出ていた須藤元気さん、この人もギリギリで当選されました。
この人は格闘技試合などでもギリギリからの大逆転的な勝ち方をけっこうする人でしたが、今回もそれさながらの「神がかり的な勝利」といえるのではないかと思います。

書き出すとキリがないので割愛しますが、
この人もきっちり宿命を消化している人。
神がかり的であることを含め、パワフルかつ多岐にわたる活動・活躍はどれもがっつり宿命の消化につながっています。
特筆すべきは従星の消化で、
壮年期天胡星は現役格闘家の頃の勝ち方やその著書に表れ、
若年期天禄星、晩年期天将星の最身強の陽転というのはこんなふうに消化するものなのだな、とお手本のような人と言えそう。

 

なお、この須藤元気さんを含め、
当選された嘉田さん、音喜多さんに共通するのは、
写真を通しても伝わってくる「アクの強さ」です。

 

選挙で勝つ、
政治家になる人の顔というのはこういう顔かもしれないな、とふと思いました。

 

一筋縄ではいかないしぶとい感じというか、
敵に回すと厄介そうというか。
おっかな気ですが、
目の前の人を捉えて離さない目ヂカラというか。
そういうのがあります。

 

その意味では、
嘉田さんと戦った二之湯さんなどはツルッとした顔で、害のなさそうなスマート顔ですし、
ギリギリで落選した市井紗耶香ちゃんもツルツル顔で「連れてこられたネコ🐈」のような選挙活動でした。

 

大きな試練を経ることなく、
神輿に担がれるように出馬した政治家とか、
サラリーマンが仕事をするかのように選挙活動する政治家というのはたいていツルッとした顔をしています。
良くも悪くも嫌われない、アクのない目。
市議とか県議くらいが合っているのはこういう人です。

 

胆力は目に現れるといいます。
試練を多くくぐってきた人は、
人を圧する強い目ヂカラをもっていたりします。
言い換えれば、
螺旋を多く登るか降るかしている人で、
(試練を前向きに消化すれば螺旋を登り、試練を後ろ向きに消化すれば螺旋を降りることになります。)
奥行きのある人生を歩んできた人であると言えます。

 

次回、当落予想をするときは、
このあたりにもきちんと気を配って臨もうと思います。

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