金烏玉兎庵

「変な因」をつくり続ける「いい人」は幸せになれない。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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ときどき、ブログのコメント欄に浅い知識で「これはちがうんじゃないか?」という意味のことを、
とても不躾な書き方で書いていかれる方がおられます。

これについて、以前は逐一丁寧に回答していたのですが、
公開ブログに書いている内容だけでも一通り読んでいればその指摘が当てはまらないことが容易に分かるような指摘であったりする場合、
そしてさらにそれがとても失礼な書きぶりであったりする場合には、速やかにスパム登録することにしています。
公開しているブログは「教える」ことのためにブログを書いているわけではないので、悪しからずご容赦くださいませ。

ちなみに、公開ブログに関する質問も、noteのほうではリアルタイムで回答するようにしているので、
質問がある方はnoteのサークルのほうへご加入いただければと思います。

さて、このところ、ちょっと前まで位相法で東方に散法がダブルでめぐっていました。
昨年一年、つまり子年の期間、あまりコレというほどの散法的な出来事もなく健やかに過ごしていたのですが、
ダブルで子がめぐる12月というのは、ちょっと変なことがいろいろとありました。
リアルなダメージ、ということではないですが、多少煩わされるような出来事があり、多少エネルギーが削がれた感じがあります。

位相法の散法やら天中殺やらの禍というのは、自分が宿命を消化していると苦しいカタチで顕在化することはないのですが、
ダブルだとやはり何かしら起こるものですね。

もっとも、宿命の消化度合いが不十分、ということかもしれませんが、
今後は散法が重なるようなタイミング、特に同じ散法がめぐるようなタイミング(害2つとか対冲2つとか)というのは警戒しておこうと思います。

まぁそれでも、算命学を学んでいれば、
位相法の出来事が何かしら起こるというのはある程度予見も出来、説明がつくので、それほど動じるということはあまりないのが良いところです。

こうしたことについて、
実業の世界で働いて、あれこれ仕事をしたり人間関係をつくったり、ということをしているような人たちから、
そういう「得体のしれないルール」などに振り回されるってどうなの?的なことをいわれることもあるのですが、

私自身もふつうに、実業の世界で働いて、あれこれ仕事をしたり人間関係をつくったりということをしている中で思うに、
現実に起こる出来事の原因は、現実におけるモノゴトしかない、…という考え方のほうが、
世の中の片面しか見ていないというか、唯物史観的というか、ある意味で幼稚で稚拙なんじゃないかな?と思っています。

別にそれと直接面と向かってそう主張するようなことはしませんが、
現実における世界、現実における仕事、現実における人間関係、の中に生きていたとしても、
そうした諸々を、
真摯に、精緻に、丁寧に観察していれば、
その原因というのが必ずしも現実の出来事・モノゴトの中にあるとは限らない、ということは分かるもの。

それに気づいたら、
ではその「現実の出来事・モノゴトの中」以外のどこにその原因というのがあるのか?と疑問に思うのがふつうだろうと思うのですが、
世の中の人は、案外と「現実の出来事・モノゴトの中」しか見てないものですよね。

世の中の「現実の出来事・モノゴトの中」といえば、
例えば学校やらメディアやらで「正しい」とされていることが、実は「変な因」をつくることにつながっている、ということはよくあります。

「ひどい人」に見えてなぜかやることなすことうまくいく人、というのがいる一方、
「いい人」に見えるのに、なぜかいっこうに運が上向かない人、やることなすこと失敗する人、というのがいますが、

だいたいにおいて、後者の人というのは、「いい人」の陰で変な因をつくっているもので、
一方、前者の人というのは多少人当たりは悪くても正しいこと、適切な生き方をしているものです。

もっとダイレクトに言えば、
今に不満な人、というのは、根本的にどこかで変なこと、変な生き方をしている、つまり「変な因」を作っているということであり、
そういう人は「現実の出来事・モノゴトの中」だけみていては、もはや不満から脱することは出来ないんじゃないかな?と思いますがどうでしょう。

何十年も「今に不満足」なら、
その不満足の原因だと思ってきたその原因がちがっているということなのですが、
それでも「まだ原因解消の努力が足りない」とか「まだ原因解消に必要なお金が足りない」とか思っている人がけっこうおられます。

そういう人たちを眺めつつ、
そもそも「原因」を探しているその場所が間違っている、ということにいい加減、気づいても良さそうなのに、と思うことがけっこうあります。

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