金烏玉兎庵

配偶者の重要性と東洋の叡智の厳然たる理論を尊ぶことの大切さ

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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ちょっと言い方が難しいのですが、
このところ、男性の成功・不成功というのは、つくづく配偶者次第だな、ということを感じています。

もっとダイレクトに書けば、
同僚なり友人なりについて、配偶者をみれば、その人が成功するかどうか、ある程度分かるな、と思います。
直接みなくても(会わなくても)、まわりの人の評判などをある程度きけば、まぁその友人が成功するかどうかはある程度分かってしまう、

言い方を変えれば、
この人は、この奥さん(旦那さん)だから成功したんだな、ということや、
この人は、この奥さん(旦那さん)だから成功できないんだな、ということが分かってしまうということです。

なぜそのことに気づいたのかといえば、
「この人のこういうところが出世の妨げになっているな」
「この人のこういうところが成功できない理由だな」
ということが気になっていたところで、その配偶者の方に会う機会があり、
そこで、なるほど、この奥さんがそのダメな部分を助長してるんだな、ということが分かったからでした。
(もちろん、その逆もまた多くありますが)

人間、だいたいは年と共に成長するとか発展するとかするものですが、
そういうことがまるでない人、同じところにとどまっているとか、むしろ後退しているとかいう人は、
配偶者に原因があるような感じがあります。

以前からなんとなく感じていたそのことが、このところ、ほぼ確信に近くなっていて、我ながら驚いている次第です。

もちろん、出世することや成功することがそのまま幸せにつながるわけでもなく、
感覚ですが、むしろ出世しないことや成功しないことの先にある穏やかな生活に彼らは満足しているようなので、
別にそれが悪いとか不幸せだとかいうことでは全くありません。

さらにいえば、例えばその出世や成功に寄与しない配偶者と別れたからといって成功するというものでもないので、
言っても始まらないことであり、それゆえに、冒頭において「ちょっと言い方が難しい」と書いた次第。

ただ、それと気づいて関りを修正する、そこに原因があるという認識をすることで、改善できるということはあるかもしれません。
ネガティブなものも、無意識でいるとその作用に翻弄されるものですが、
気付くこと、自覚することで、そのネガティブなものをバネにすることもできますね。

無自覚にいると苦しいばかりの命式も、
意識的な改良により発展に向かえるケースもあり、
その意味では、きちんと意識して備えることはとても大切と思います。

ちなみに、その夫婦の世代で発展しない場合には、子供や孫の代で大きく発展する可能性が残るのでむしろそれをもって人生の楽しみにとするという考え方もあるのですが、
子供がいない場合、その発展しない生き方というのは向かう先がなくて望ましくないように思います。

子供がいない場合には、自分の代できちんと使命を果たして生きねばなりません。

それにしても、
算命学では夫婦の相性ということがいろいろと説かれているのですが、
その説かれている理論を、このところ、現実において裏付けを得るようなことに気づく日々。

説かれていることを都合よく、我田引水に解釈してしまう人も多くおられますが、
最近の観察で感じるのは、やはり説かれていることは多くの場合そのままに揺るぎないものであるということ。
つまり、歪曲して解釈するのでなく、厳然たる理論を踏まえて、そのうえで改良するならしたほうが良いということです。
理論を尊ぶことなしに、改良はあり得ません。

東洋の叡智というのが、とても深遠であるばかりでなく、現代の、目の前に展開される現実にくっきりと顕れているそのことに驚きます。

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