金烏玉兎庵

土性の星の引力の話

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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よほど高価なジュエリーでない限り、
敢えてお修理とかクリーニングをするということがなかったのですが、
今回、勧められてお修理&クリーニングに出してみたら、とてもリーズナブルな価格でご対応頂くことができて感激しました。

 

モノというのは、
長く持ち続けることによって不思議な引力を備えるものなので、
買うならきちんとお修理、クリーニングをしてもらえるものを選ぶのが良いそうです。

 

引力といえば、
土性の星が引力本能を司っていて、
土性の星をピカピカと光らせている人や、
土性の星が強い人というのは色んなものをその引力で引き寄せるのですが、
陽の土性か陰の土性かでその引力が引き寄せるものは異なります。

 

陽の土性は強い引力なので、良いものも悪いものもなんでも引き寄せます。
(陽の土性は禄存星、戊、辰、戌)

お金や人がどんどん集まってくるのは良いのですが、要らないものや面倒なものも寄ってきます。
よく、清濁合飲む気風を持つといわれるのはそうした背景があるからですが、
それらをきちんと取捨選択して計画的に手放していかないと厄介なことにもなります。
しかしきちんと上手に手放していけば、より良いものやより大きなものが引き寄せられてくるものでもあります。

 

ちなみに、若いうちから強い引力は働きますが、きちんと良し悪しを見極められるようになるまでは、きちんしっかり意識していないとダークサイドに落ちてしまうこともあります。

 

陰の土性は弱い引力なので、必要なものを引き寄せます。
(陰の土性は司禄星、己、丑、未)

必要な人、大事なもの、好きなこと、
自分がゆかしく感じられるものを選りすぐって引き寄せます。
しかし弱い引力なので、離れることがないように注意して、一度引き寄せたものは大事に仕舞い込み、ため込んでいきます。
大事に仕舞い込んで忘れてしまうと弱い引力だけに離れていってしまうこともあるため、
きちんと几帳面に整理して、離れていくことのないように管理します。

 

ちなみに、人間というのは自分の嗜好を正確に把握するのに何十年もかかるといわれますが、
弱い引力で自分の望むものを適切に引き寄せられるようになるのにはやはり何十年もかかるもので、その引力が本領発揮するのは中年期以降になります。

 

そうしてみると、
土性の星というのは陰陽を問わずそれを活かすには長い時間がかかるのですが、
もともと土性というのはあらゆるものを含み、他の4つの五行(木性、火性、金性、水性)を光らせて本質的に光ることができるものなので、
それだけの時間がかかるのも当然といえば当然なのかもしれません。

 

なお、土性は光るのに時間がかかるものですが、それまでのプロセスにおける根気強さを持ちます。
様々なものを含むので、多少のことでは揺るがない粘り強さもまた持ちます。

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