日経平均が20000円を回復しました。
NYダウも25000円まであと少し。
これから徐々に戻して6月には安定基調に戻るのではないかと思います。
それにしても、
アベノミクス以降に投資を始めた方々の、
かつての勢い、驕った様子、ときに見るに堪えなかった投資分析などが嘘のようにお通夜のようになっていて、いくつかチェックしていた投資系のTwitterや投資家ブログなどの中には、3月の暴落以降更新がなくなったものもあります。
ちょっと厳しめに言えば、
サルでも儲かる相場の中で儲かり続けたことをもって「投資の天才」だという誤解をし、賢しげに投資について素人が語る愚ということに、相場の神様がちょっと冷や水を浴びせたということのようにも見えるのですが、（「鉄槌」ではなくてよかったですね）、
こういう現象は、これまでの9.11やリーマンショック、東日本大震災など、かつての暴落のときにもみられた現象で、
これをもって謙虚に学ぶ姿勢を身に着けるか、
相も変わらず投機的な投資を続けるか、
あるいは撃沈して相場に戻ってこないか、
…それは、さまざまですが、
強い投資家というのはこういう体験から深く学び、次に活かしてきた人であることに思いを馳せれば、
アベノミクス以降に投資を始めた方々にとっては、これが「スタート」であるともいえるのではないでしょうか。
ちなみに、こういうショックに弱いのが、身強系の人。
普段は人を率い力強く生きていける人たちですが、
一方で、今回の株価暴落のような実損失、実被害という「現実が崩壊する」ような出来事が、カタチをもって自分の身に起こると身強の人は強いダメージを受けます。
これは、身強の人というのは、現実やカタチに依拠しているので、
現実やカタチがしっかりしていれば揺るぎなくいることができる一方、
その現実やカタチが壊れるとそのインパクトを強く受けるということです。
なので、天将星、天禄性、天南星の人というのは、ダメージを受けやすい人であるということになります。
中でも強いダメージを受けるのは天南星のある方で、
多少背伸び体質、前のめり体質なので、やり過ぎてしまう度合いも大きい一方、案外と「不完全である」ことによる脆さもあるのでちょっと苦しいのではないかと思います。（本人は決して認めないとは思いますけれど）
天禄星は、なんだかんだといって堅実で、ときに狡さもありつつ財産を守るということにかけては優秀ですし、たとえ大きな損害を受けても、動じない「フリ」はできるのではないかと思いますがいかがでしょうか。
と、書いてみましたが、おそらく、株式投資に向くのは身弱の人や、少なくとも壮年期に身弱の星がめぐっている人であろうと思います。
そもそも株式投資というのは無形のものを見て価値を計ってお金を投じていく、という性質のものなので、
有形のものに拘る身強の人はその価値を計ることが難しく、本質的に株式投資には向きにくいだろうと思います。
（証券会社などの組織でやる投資はまた別です、あくまで個人として投資をする場合のお話）
よって、投資に向くのはどういう要素がある人かといえば、
身弱、せいぜい身中の人で、さらに陰占に火性の干支がある人。
大きく稼ぐという意味でいえば、陰占の火性は一つだけ地支に午があり、陽占の東側が禄存星・司禄星であるような人は、投資家に向くのではないかと思います。
なお、これはウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロス、ジム・ロジャースに共通する事項。
※バフェットとソロスは生まれた年と月が同じ（律音）です。同級生だったんですね！
つまり、身強の人は株に投資をするよりも、実業において頑張ったほうが良い人であるということです。
お金を稼ぐ、お金を儲けるということ一つをとっても合う・合わないがあり、
合った道に進めば発展する一方、合わない道に進むと労多くして得るものが少ない結果となります。
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