金烏玉兎庵

12年のサイクルと十干の節目

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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リンダ・グラットンの『LIFE SHIFT』がベストセラーになって、人生100年時代という考え方が定着してきたことが希望退職・早期退職を後押ししているようです。

 

そう考えると、
『LIFE SHIFT』の考え方は、企業にとっても個人にとってもWin-Winで、当社を含めて企業がこぞってこの本を推奨している意味もわかるなぁと思いました。

 

折しも転職マーケットが活況を帯びており、もし転職を考えているなら今が「その時」なんだろうと思います。

 

先ほども書きましたが、
世の中にはサイクルがあります。

 

大きなサイクルでは時代論の10年ごと50年、あるいはさらにその50年の陰陽で100年のサイクルがありますが、
もう少し短く体感しやすいところでは12年のサイクルがあります。

 

庶民台頭期に向けて動き出したと先ほど書いた後で少し気になったので書いておくのですが、
大きな流れは庶民台頭期に向けて動き出してはいるものの、合わせて12年のサイクルも意識しておく必要があります。

 

そのちょうど12年前、私は今の会社に転職したのですが、その頃も今のように経済は発展的で転職マーケットは活況でした。

しかしそこから1年経たない時期にガツンと日本経済は落ち込み始めたことを思うに、
大きな流れは流れとして認識しつつも、
目先足元については、少し慎重に考える必要があるように思います。

 

10年単位50年のサイクルでみれば勢いづいている時期ではありますが、
来年は水が強まる庚子の星回り。

短期的には何かしら経済が混乱するのでは?という思いを強くしています。

 

大きな流れは経済活性化にあるものの、
12年のサイクルも意識すれば、当然それは一直線に進むものではありません。

 

幸いにして政治が安定しているので、大混乱、ということにはならないとは思うものの、資産を保守的な布陣にシフトしておこうかなぁと考えているこの頃。

 

火性や土性が少なくなると混乱に向かいやすいといわれます。

 

NISA枠が刷新されることが発表されましたが、それが2024年だからなのは、
2020年(庚子、金水)、2021年(辛丑、金土)、2022年(壬寅、水木)、2023年(癸卯、癸木)の金性や水性の時期を超えるタイミングだからなのかも。

 

本質的に新しいことを始めるなら、
2024年、甲寅の年が狙い目ではないかと考えています。
ちょうど、十干の節目でもあり、何かが大きく変わるタイミングです。

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