金烏玉兎庵

司禄星大運への準備

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

大運の接運の期間というのは、学校により(流派により)多少ちがいがあります。
私は、基本的には高尾宗家の教科書に拠り、次の大運に入る前2年、その大運に入ってから3年で計5年というのをその期間ととらえていますが、
5年が長すぎるなー、と思うとき(既に前2年を切っている場合など)は前後1.5年で計3年の簡易版をその期間と解釈することもあります。
また、大運天中殺が陽転しているような場合は前の5年という期間を意識するべきとも考えます。

さて、その大運の切替りまで2年を切り、まもなく簡易版の1.5年も切ってしまう…ということで、いろんな準備をしています。
天中殺がめぐる前もあれこれと準備をし、その期間を徹底的に「天中殺的に過ごす(引きこもって勉強する、活動はすべて受動的になど)」ための仕組みを作っておいた結果、とても健やかに充実した期間を過ごせたように思ったので、
大運の切替りもせっせと準備をしている次第です。

司禄星というのはいろいろ意味がありますけれど、一言でいえば財の星、それもコツコツ財を集めて動かさない、蓄財の星です。
財というのは動くことで経済になり、動かさないことで財産になるといわれますが、
禄存星は経済の星、司禄星は財産の星、ともいえ、つまり司禄星は財を動かさない、財産の星、ということになります。

司禄星にも10種類あるのをご存じでしょうか。

つまり、一言で「司禄星」といっても、
日干甲の人であれば、その司禄星は己の存在から出てくる司禄星なので、庶民的・一般的・ふつうの蓄財となりますし、
日干庚の人であれば、乙の存在から出てくる司禄星なので柔軟で、実のつく(利子のつく)蓄財となります。

あるいは、
日干丁の人であれば、それは庚の存在から出てくる司禄星なので、行動的・競争的に蓄財するといったことになります。
…が、庚の性質を持つ司禄星の場合、そもそも司禄星の静的なものと庚の動的なものがアンマッチなので、庚の要素をどう生かして司禄星を使っていくかは多少工夫が必要でもあったりもします。

一言で司禄星、といっても、
その使い方、活かし方は異なるので、
このあたりも意識するとより精緻に星を生かしていくことができるだろうと思います。

さて。
私は日干が己なので、私の司禄星は壬から出てくる司禄星です。
よって、陽水的な知恵・体験・経験をもってする蓄財、あるいは海外などより広い世界を視野に入れた蓄財ということになります。

知恵・体験・経験による蓄財、海外を視野に入れた蓄財ってどんなものだろう?
と考えていたのですが、

noteで課金いただくお金というのもある意味では知恵(算命学という知恵)による蓄財であり、
noteで公開していく記事が積みあがっていくのはそもそも「知恵の蓄積」でもあり、
ブログなどで一部海外の方がご覧くださっていることなどを考えれば「海外を視野に入れた蓄財」(閲覧者という財産の蓄積)にもなるなぁと思いましたがいかがでしょうか。

もともと普通の蓄財は、金融の仕事をしていることもあり割と得意な方ですが、
「壬を意識した蓄財」というのはあまり意識したことがなかったので、新鮮でもあり、
まだ何かできることはないか、1.5年の接運期間まであと少し、知恵を絞ってみようと思います。

ちなみに、サークルの会費および記事に課金されるお金は別口座で管理しているのですが、
前にちらりと書いたとおり、算命学を実践的に学ぶためのツール開発にあてる予定です。

大運を活かすという意味では、
司禄星大運のうちは蓄積し(動かさず)、禄存星大運になったらその財をそのツールに投資していく、
というのが良いのかな、と思っている次第。

司禄星大運の間に、壬的にツール開発のための知恵知識を蓄積し、その準備にコツコツ取り組もうと思います。

以下、noteに関するお知らせです。
noteのサークル内への投稿のうち、1か月を経過したものをまとめて単発記事として公開いたしました。
が、単発分は500円なので、全部読まれる場合はサークル(会費5,000円/月、30投稿以上)のほうがお得です。

※私が手間取ったこともあり、4月10日までは過去の投稿すべて公開されています。
4月10日に単発公開済の投稿は外していく予定です。

noteの公開分はこちら:https://note.com/kinugyokutoan

モバイルバージョンを終了