金烏玉兎庵

生月中殺の陽転条件「他家に出る」ことについて

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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私は現在、勤務先の子会社へ出向していて、もうすぐ4年になります。
世の中における「子会社への出向」というのはいろんなイメージが付随するものですが、
それはそれとして、私自身が振り返ってみれば、親会社にいた頃よりもポジティブな人間関係に恵まれ、生産的な業務に従事し、やりたいことや試験的なチャレンジなどにも取り組めて、時間的な余裕もでき、自律的に働くことができたりもして、ありがたいなぁと思っています。

おかげで、算命学の勉強もがっつりできますし笑

と、そんなことを考えていて、ハタと気付いたのですが、生月中殺があるような人というのは、勤務先本体で働くよりも、子会社や関連会社に出向した方が充実した仕事、満足感の高い生活が出来るのではないかと思ったのですがいかがでしょうか。

家系の柱が中殺される生月中殺がある人は、他家に養子に出されることで宿命との一致になります。
前にも書きましたが、月柱を示す「家系」をより日常的なものに置き換えれば「自分の拠り所」とか「職場での立ち位置」ということになりますが、
その意味では、勤務先において子会社や関連会社へ出向に出されるというのは「他家に養子に出される」ということに等しく、それをもって宿命の一致となり、結果としてその出向先において自分らしく本領を発揮することに向かうことができるのではないかと考えた次第。

その意味では、
親会社のほうに就職して子会社に出向するのでも、
子会社のほうに就職して親会社に出向するのでも、
あるいは派遣元の社員となりら他社に派遣されていくのでも、良いのかもしれません。
このあたりは持つ星によるように思います。

例えば、
貫索星で社会参加を目指す人ならどこかに属しつつ別の会社に派遣され、そこで権限を持って自分の裁量で物事を決めていけるような働き方が向くでしょうし、
牽牛星で働くなら親会社に就職して子会社へ出向するような形のほうがバランスが良いだろうと思います。
龍高星・玉堂星で働く場合はもしかすると子会社から親会社への出向という働き方が合うのかもしれません(龍高星・玉堂星は目上の引き立てを受けてマルの星なので)。

いずれにしても、何かしらの会社に入ってその会社で頑張るよりも、「他家に出る」ように外に出たほうが充実し、活躍できるのではないか?と感じている次第です。

以下、一部の方からお問い合わせを頂いたので、サークル(上級者向けサイト)について書いておきます。
本日は、サークルの方では生月中殺の運が伸びるきっかけと仕組みについて書いたのですが、
生月中殺はこういう環境で伸びますよ、というのがメインブログで書けること、
生月中殺の運が伸びる仕組みやタイミングなど、より深いところを書いているのがサークルという感じです。
なので、処世術として算命学を知りたいという方は特にサークルの方はご参加されなくても大丈夫です。

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