金烏玉兎庵

安定、不安定、変転変化、十二大従星のグループ分け

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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最近、従星を身強と身弱だけに分けた話ばかりを書いていて、
「ちょっと手抜きしてるんじゃないの?」
指摘されたので、今回は別の分け方を紹介しておきます。

従星は星により、
①安定した人生が向く星
②不安定な人生の方が合う星
③安定か不安定かにかかわらず、流れに流されていく、流れに逆らわない方が良い星
という分け方があります。

①は天貴星、天南星、天禄星、天堂星
②は天報星、天極星、天馳星、天将星
③は天胡星、天印星、天庫星

…あれ?天恍星は?
と思われた方、天恍星はこのいずれにも入らず、「環境に順応する星」です。
良さとしてでるときは、どんな場所でもどんな家柄の人と結婚しても上手に順応して生きていきますが、悪さとしてでるときはよくない友達の影響を受けて非行に走ったりもします。

さて。

若年期に①の星がある人は、早めに自分の進む道を見つけてそれに向けて邁進することで陽転します。
若年期に②の星がある人は、起こる出来事の中に機運を見つけ、その流れに乗ることで陽転します。
若年期に③の星がある人は、起こる出来事の流れに任せ、その中で望まれるあり方、時に受動的に、時に能動的なあり方を時々に応じて選択していくのが良いです。

晩年期に①がある人は、安定重視の老後です。悠々自適な人生ですが、そのために犠牲にするものもあります。
晩年期に②の星がある人は、不安定・不規則な生活の中において生き生きとします。
「老後は安定的に」という言葉に違和感を持つ人も多いはず。
晩年期に③の星がある人は、環境に逆らうことなく状況に応じて身を処していく中に穏やかな生活を見つけます。

ひとまず、総論を書きました。そのうち各グループの各論も書きます。

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