金烏玉兎庵

祝日の移動と異常干支の年

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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今年は2020年限定の祝日の移動というのがあって、
海の日と体育の日が土日と連なり(7月4週目が4連休に)、
山の日が土日と連なるそう(8月2週目が3連休に)。

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/tokyo2020/shukujitsu.html

 

海の日、山の日は土日に寄せただけですが、体育の日は10月から飛んできていて、けっこうな力技。
とはいえ、これはオリンピックの開会式と閉会式に合わせたものだそうなので、大義名分は十分にあります。

 

そういえば、昨年は天皇陛下の御即位にあたり祝日の増加や移動がありました。
昨年、今年と「限定」の祝日の移動があるってなんだか変な感じです。

 

…と思っていてハタと気づいたのですが、
これも一つの異常干支の現象なのかもしれないですね。

 

異常干支の年は異常なことが起こる年といわれますが、その異常とは「常ならぬ」という意味で、尋常ではないことや風変わりなこと、普通と異なることを示し、その意味では「例年と異なること」というのも含みます。

 

そう考えると、
昨年は天皇陛下が御即位されるという、
常と異なる甚だしくおめでたい年、
今年はオリンピックが自国で開催されるという、
常と異なる甚だしく名誉な年、
といえるわけで、まさに「異常」な年です。

 

異常干支の年というのはそもそもその構造が異常なので、
干支の構成、今年でいえば庚と子で海の上に鋼があるという異常の姿から読みとれるものばかりでなく、
そもそも「変わった姿」であるという意味で「例年と異なることがある」という現象につながるのだろうと思います。

 

「例年と異なる」とは、こうした大きな国家的イベントやそれに付随した祝日の移動もさることながら、もっと身近なところでは様々な番狂わせとして現れたりもします。

 

昨年の最大の番狂わせは、ラグビー🏉の日本対アイルランド戦だったのではないかと思います。

あの勝利はまさに世界が注目した番狂わせでした。
今年はオリンピックがあります。
東京2020オリンピックでも、何か大きな番狂わせがあるかもしれません。

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