金烏玉兎庵

父の命式

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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東洋思想を学び始めたきっかけは父の死で、その学びの延長線上に算命学があるのですが、
本日、基本の教科書8冊を読み終えたので、父の命式と年運、大運の流れを、初めてじっくり見ましたら、
くっきりと、その年に死ぬことが現れていて、愕然とするとともに、やはりここに答えがあったな、と納得しました。

具体的には、
大運では三方すべてが対冲(過去現在未来がすべて破壊される)、
宿命と年運合わせて4本の異常干支が並んでいて(3本で命の危機)
明らかに、そこで死ぬことが分かります。

もし当時事前に私がそれを認識していたら、その大運に入る前から半年といわず、3ヶ月毎に病院で検査をさせていたのに。
‥と思いましたが、
まぁ言ったところで聞いてくれる父ではなかったかもしれません。

ちなみに、
父は異常干支を宿命に3つ持っていて(要はすべてが異常干支)、
そのうちの年柱(親を意味する)には丁亥という霊感の一番強い干支があり、
私はそれを月柱(家系を意味する)に持っているので、祖母から父へ、そして私へ遺伝していることが分かります。
また、父の横線(東西と中央)にずらりと並ぶ調舒星は、私の西と伴星というご先祖様からの申し送りの星でもあり、
これも私は父から継いでいることが分かります。

ちなみに、父が他界したのも異常干支の年ですが、その年の終わりに弟の次男が生まれているので、その子も父の流れを継いでいるのだろうと思います。

こうしたことを、
実はどこかで気づいていたのですが、
こうして命式を眺めることによって、それが明らかになったことに、
安心と納得と、そして父からのメッセージを感じました。

ちなみに、
父が独身でいたら、会社員としての職業人生を全うすることはなかったようにも見えます。命式を見ると。
でも、私の命式の中の父の位置の天干は乙で(父自体は日支の蔵干である庚)、私(己)を厳しく指導する役割を担っていたので、私が生まれたことでその役割を担うようになった(運命が変わった)のだろうと感じられます。

自然界に生を受けたときの生年月日に織り込まれた十干十二支には、想像を絶する真理が隠れていて驚きます。
東洋思想の深遠さ。「統計学」と言われたりしますが、4000年の歴史を持つ統計学に、改めて畏怖の念を抱きました。

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