「あかもち」と東洋の思想の活用 5/5修正

「赤ちゃんともち」ってご存知でしょうか?
通称「あかもち」。
ぐぐると、
「赤ちゃんの気持ちがわかる、パパとママのための子育て応援プログラム」
というのが出てきます。

 

知人がその説明会に行ったとかで教えていただいたところによると、
赤ちゃん6タイプに10のもち(才能)があるそう。

6つのタイプに10の才能。
この数字を見ただけで、気づく人は気づくと思いますが、
多分、算命学がベースにあります。

 

ちょっと調べてみると、
赤ちゃんは全部で6分類で以下のとおり。
①なごみちゃん
②おしえてちゃん
③とことんちゃん
④べたべたちゃん
⑤きままちゃん
⑥ひらめきちゃん

 

もちは全部で10分類で以下のとおり。
①がんこもち
②やわらかもち
③のんびりもち
④そうぞうもち
⑤あいじょうもち
⑥まじめもち
⑦せいぎもち
⑧ぷらいどもち
⑨さすらいもち
⑩はかせもち

 

もちは才能を示すらしいのですが、多分、十大主星に対応していて以下のとおりと思います。

①がんこもち→貫索星
②やわらかもち→石門星
③のんびりもち→鳳閣星
④そうぞうもち→調舒星
⑤あいじょうもち→禄存星
⑥まじめもち→司禄星
⑦せいぎもち→車騎星
⑧ぷらいどもち→牽牛星
⑨さすらいもち→龍高星
⑩はかせもち→玉堂星

 

赤ちゃんタイプの6分類は十二大従星から分類しているとの情報を頂きました。

①おしえてちゃん(黒ひょう→天南星、ひつじ→天庫星)
②なごみちゃん(こじか→天印星、たぬき→天堂星)
③とことんちゃん(狼→天報星、虎→天将星)
④べたべたちゃん(猿→天貴星、子守熊→天胡星)
⑤ひらめきちゃん(ベガサス→天馳星、ライオン→天禄星)
⑥きままちゃん(チータ→天恍星、ゾウ→天極星)

 

「あかもち」とぐぐろうとすると、ちょっとネガティブなワードも上がってくるので否定的な方も多くいるのだろうと思うのですが、
個人的には子供の頃からその宿命を認識して、適性にあった教育をすることは、本人にとっても親にとってもストレスが軽減されて良いのではないかな?
と思っています。

 

戦後、西洋文化全盛の時代において、東洋思想やそれに類する算命学を含めとした「占い」にカテゴライズされるものが否定され続けてきましたが、
時代論における陰の時代に入り、2007年、その教育期に入ったくらいから、改めて東洋思想、東洋文化を見直す動きが増えてきているように思います。
教育期の半ば、2012年には古事記日本書紀編纂1300年記念事業が各地で行われたのもその一つ。

 

そうした流れの中で、
教育にもこうした東洋の知恵を活用する人たちが増えてきているのかもしれません。
ちなみに「あかもち」の開発は2009年のようです。

切り口が何であれ、
東洋の知恵を活かす文化が浸透していくことは良いことではないかな?
と個人的には思っていますが、
その「あかもち」のビジネスをよく知らないのでそれ以上のコメントは差し控えます。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

7 件のコメント

  • こんにちは。いつも楽しく記事を読ませていただいております。
    さて、赤ちゃんともちの6分類の件についてです。
    まず、 赤ちゃんともちは、ISD個性心理学の元代表の服部氏が始めたものです。(個性心理學との違いや裁判についての私のきいた範囲での事情はここでは割愛します)。
    ですから、基本的な構成は算命学でいう、陽占の十二大従星と、十大主星を用いるのですが、赤もちの6分類はその中でも、十二大従星を6つに分類したものになります。
    その詳細は家に資料があれば、、また載せさせていただけましたらと思います。そのときにご説明させていただけましたらとと思います。(いわゆるISD個性心理学でも、5年ほど前は初級、中級、上級のような感じのコースがあり、当時はたとえば天中殺については、いわゆる中級クラス以上の人が専門クラスを受けて習う、感じでした。今は、、私は全く関わっていないので知りません)

  • コメント、ありがとうございます!
    そして、あかもちの6分類、十二大従星からとは!
    どう分類しているのか気になります。純粋に好奇心からです。
    もしお分かりになればぜひ教えてくださいませ。
    心理学のその2つの団体は知りませんでした。
    いろいろと、あるのですね。。
    教えてくださってありがとうございます。

  • ありがとうございます!
    おしえてちゃん(黒ひょう→天南星、ひつじ→天庫星)
    なごみちゃん(こじか→天印星、たぬき→天堂星)
    とことんちゃん(狼→天報星、虎→天将星)
    べたべたちゃん(猿→天貴星、子守熊→天胡星)
    ひらめきちゃん(ベガサス→天馳星、ライオン→天禄星)
    きままちゃん(チータ→天恍星、ゾウ→天極星)
    という対応になります。
    ちなみに、個性心理學、ISD個性心理学は、いわゆる「個性學」の、12大従星の3分類を使っていて、
    なごみちゃん、おしえてちゃん→信頼信用を大事にする月グループ
    とことんちゃん、べたべたちゃん→結果実績を大事にする地球グループ
    きまま、ひらめきちゃん→インパクト、ステータスなどを大事にする太陽グループ
    となります。個性心理学では、初級コースでまずこの3分類を習いました。
    私は最初は個性心理学から中級程度のクラスまで習いました。入り口や概念としてはわかりやすい部分もありますが、宿命天中殺などはでてこず、また自分なりに出てきた疑問について、習った先生でも答えてもらえない(というか、わからなかったみたいです)でした。
    本格的に陰陽五行を学び始めて、わからなかった答えについて答えが見つかりそうです。

  • ※追記です。何度もすみません。。。
    私はその ISD個性心理学を習ったときに、(同じ系列の)赤ちゃんともちの説明会への参加をすすめられ、その際に上記の分類(12種類の動物→6種類の赤ちゃん、10大主星→10種類のもち)を知ったのみです。ゆえに、赤ちゃんもちについてはそれ以上のことはわかりません、、、

  • 貴重な情報をありがとうございます。
    なるほど、晩年期の従星で分けてるんですね!
    納得です。
    簡略化することで敷居は下がりますが、
    確かに深いところには行き着きにくいかもしれないですね。
    陰陽五行を学ばれて、答えの兆しを見つけられたとは素敵です。
    私も、まだ道半ばですがこの深いところに向かう道のりが楽しいです。
    本当にありがとうございます。
    引き続き、よろしくお願い申し上げます。

  • こちらこそ、いつも学びをいただきありがとうございます。。まだ2年目に入ったところですが、すでに世界の深さを感じております。(先日、十数年学ばれた先輩でさえも、奥が深すぎる、と言っていてびっくりしましたが。。)
    今後とも、どうぞよろしくお願い致します!

  • はい!
    こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。

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