金烏玉兎庵

地域コミュニティの担い手と十大主星

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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先週、地域コミュニティを引っ張っている人のイメージは、
禄存星、司禄星のような星だということを書きましたら、
そのことについて、地域の友人に
「他の星はどうなの?」
と訊かれたので整理してみました。

 

役割分担としては、
禄存星が中心になって人を集め、
司禄星が細かいところに気を配りながら取りまとめる、
みたいな感じです。

 

そういう場所で楽しめるのは、
他には鳳閣星と調舒星。
鳳閣星と調舒星は「誰か」に伝達する役割なので、その「誰か」がいる環境を必要とします。
明るい自然体、それでいてロジカルに物事を観察して伝えていくのが鳳閣星。
調舒星は孤高の中の個性的な伝達なので、独自の世界観に一部のファンがつく感じです。

 

車騎星とか牽牛星は、
基本的に地域コミュニティの「参加者」よりも目線も気位も高く、
そういう場では仕切りたがります。
表に立って仕切り、目立ちたいのが車騎星で、
裏で仕切り、全てを把握し牛耳りたいのが牽牛星

 

石門星は仲間づくりの名手なのですが、
自分が守りたいテーマにおいて仲間づくりをするので、「地域コミュニティ」というよりは「テーマ活動」。
貫索星は自分の信念を固く守るので、その信念に沿うところで存在感を持ちます。

 

玉堂星は知性高く、そういうある種混沌とした場所の「良心」のような人。
前面には出ませんが、何かあった時にその人の示す様子や佇まいが動向を決めたりします。
龍高星は改革改良の騎手なので、
もっとその場を良くするには?
ということに貪欲で、活動的ですが、案外と定着率は低く、退屈すればふらりといなくなったりします。

 

ちなみに、
牽牛星は「みんな」というのを好まないので、基本的に会員制の活動のほうがうまく印象があります。
「選ばれた人」「選んだ人」による一段上の意識のコミュニティを目指す感じです。

 

ざっくりですが、
土性、火性の星(禄存星、司禄星、鳳閣星、調舒星)は大衆に馴染み、
金星、水性の星(車騎星、牽牛星、龍高星、玉堂星)は大衆に馴染みがたく、
木性の星(貫索星、石門星)は自分の信念に沿うテーマなら大衆とともにあります。

 

なお、それぞれいろんな星を持っているので、シンプルに「これだ!」とはなりません。
位置や相生相剋の関係に寄ってどの星を活かすのが良いかは異なります。

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