美術・芸術により伝えられる「構造」のお話

kinugyokutoan

2年前

今年の課題に、月一以上で美術館にいく、
ということを掲げています。

課題の一番のテーマは引き続き算命学を学び深めていくことで、
次のテーマが生活習慣の改善、
次いで、その美術館に月一以上というテーマを掲げています。

一見、snobbish に感じられそうなのですが、
美術鑑賞をテーマの上位に挙げたのは、
実は美術・芸術鑑賞が算命学を深める上で不可欠であることに気付いたためで、

美術・芸術を堪能するために鑑賞するというよりは、
世の中の本質を捉えたのであろう芸術家が、

いったい何に気付き、何を残したのか？
そのメッセージを受け取るため、

あるいは歴史に淘汰されることなく、
この時代に遺されたものに託された伝言を受け取るために、
今年は美術館にきちんと通うことにした次第です。

村上隆さんという現代美術家がおられます。

この方は、六本木ヒルズとのコラボや、ルイ・ヴィトンとのコラボで有名な方ですが、

この方がなぜ活躍できるのか?
…ということを気にかけているうちに、
その活躍がある種の構造の利用によって成っていることに気付きました。

これはつまり、
本質においてこの方は「唯一無二の芸術家」ではなく、
構造を利用することによって大きな活躍、そして今の地位を築いた人物である、ということ、

芸術の本質を志向するタイプの人にはあまり好かれないようですが、
大衆に向けたアピール、
いわゆるビジネス的なアートとしては十分に訴求力を持つその理由は、
まさにその構造を利用するスキルに長けているからであろう、ということです。

そして、その「構造」こそが、
美術・芸術を通して、時代を超えて伝えられている「秘密」なのだということに気づき、
これはきちんとその「秘密の構造」と捉えねば、と考えた次第です。

ちなみに、
Wikipedia によれば、村上さんは、

「マティスのような天才にはなれないがピカソやウォーホール程度の芸術家の見た風景ならわかる。
彼らの行ったマネージメントやイメージ作りなどを研究し自分のイメージ作りにも参考にしている。」

…とおっしゃったそうですが、なるほど、と思うところ。

そんなわけで、今年はきちんと美術・芸術と語り合い、
その構造を捉えていく、ということにしっかり取り組もうと考えました。

算命学を学ばずとも、
それに気づいている人は気づいていると思いますが、
この世界のあらゆるものは、構造によって出来ています。
その構造に気付くこと、理解することがすべてのスタートなのだろうと思います。

なお、note のほうでは年始から、
十大主星の構造について書いていますが、
算命学を構造で捉えていく、ということに慣れてくると、
世の中のあらゆるものを構造として捉える視点が身についてくるように感じられます。

2021年12月五週目のマガジンを公開しました🌹
年末、バタバタして遅くなりました。
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