金烏玉兎庵

日韓問題と上格と下格

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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日韓問題。
「韓国は約束を守らない!」
と日本人は思っているわけですが、韓国の命式を眺めていると致し方ないかなぁという気がします。

 

前に、上格・下格ということについて書きました。
上格は守護神が強い命式で、文明社会に強く、法律が機能するところで光ります。
下格は忌神が強い命式で、戦国時代や原始社会において光ります。

 

その国に法律がある法治国家で、国際連合に加盟していれば国際法に従うのが当たり前でしょう、
と日本人は思うのですが、
これは日本の命式が上格だからそう思うのであって、
下格の国は、たとえ法治国家であっても問答無用とばかりに約束も法律も守らない国になったりします。

 

日本は守護神が透干した上格の命式で、文明社的に法律に則ってモノゴトを決めていく国で、争うときにも順をおっていわば殿上人がお上の前で争うようなお行儀の良い戦い方をします。

韓国は忌神が2つも透干した下格の命式なので、法治国家ではありますが、基本的には動乱的、基本的には生き抜くことや勝ち抜くことが至上命題で、その争い方は戦場で命のかかった様相で、法律や約束などは棚に上げ、手段を選ばない戦い方になります。

 

日韓関係においてはこれまで様々な約束事がなされ、日本は懇切丁寧にその約束事を果たしてきたわけですが、それでも韓国がその約束を反故にして、要求に要求を重ねるのにはこうした背景があります。

 

平和な世においては上格が強いといわれますが、下格はそれを乱すのでまぁ何かと厄介、それが現代の日韓関係といえます。

これは、
それぞれの国がそういう命式なので致し方なしといったところ。

 

今回、日本はこれまでにない強い決断をしました。
いってみれば動乱的な韓国に動乱的に対峙したわけですが、
これは今年日本には忌神が巡っていることによります。

忌神は動乱的な気風を呼びます。
厳密には昨年から巡っているのですが、こうしたタイミングでなければ、こうした強い動乱的な対応は日本にはなかなかできなかったのではないかと思います。

 

ちなみに、
韓国の大統領も忌神が2つも透干しているので動乱の国にあって動乱の人なので、国民の支持を集めますが、当然に戦国武将のように強硬です。
法律も約束も平気で無視できる宿命です。

 

一方で、安倍首相は守護神も忌神も共に透干しているので、動乱にも平和にも対応できる人。
キレイゴトと戦いを使い分けるので、法治国家の建前を整えつつもガツンと動乱的な対応ができたりします。

 

こうしてみると、
最近起こっていることを納得感をもって眺めることができます。

 

どちらに軍配が上がるかについてはいろんな見方がありますが、
現在の韓国の大統領が天中殺中に就任したことを考えるとその足場は弱い。
そこに今回の件の1つの答えの方向性を読むことができるのではないかと思います。

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