自己主張、自分語りが機能する貫索星・石門星

これまでも、
貫索星・石門星は自我の星ということを何度か書いているのですが、

これについてハタと気づいたのですが、
貫索星・石門星がないような人が自我を押し出したり、自分語りをしたりしていると、ちょっと違和感があるな、と思ったのですがどうでしょう。

ちなみに、
自我の強さという意味では、
同質五行の星がいくつもある場合というのも貫索星の質を帯びますけれど、
そういう場合、
その同質五行の個性の発揮の延長線上における自身や自分語りであればそれほどの違和感はないのですが、
ガッツリ自分を押し出す、自分語りをするという場合には、やはり星図に貫索星か石門星があると安定的である気がします。

相性によっては貫索星・石門星の自己主張(石門星は表向きはソフトですが)というのも不快に感じる人はいるとは思うのですが、
信念・信条を守り抜く守備本能の星だけに、その自我なり自己主張なりが、きちんと機能するので、
彼らの自己主張というのは意味のないものとか無駄なものではないだろう、というお話です。

これは、
その星を持たない人がする自己主張というのが、ときに我儘や思い込み、あるいは折れやすい自己主張であることが多く、
そういう人たちが自我を押し出したり、自分語りを始めたりすると、まわりからするとちょっと違和感があるのとは対照的なものがあり、

そうしたことを考えるに、
そういう「くっきり揺るぎない信念に基づく自己主張を完遂できる」
という、それこそが貫索星・石門星を持つ人たちの存在意義であり価値であると感じられます。

なお、貫索星や石門星というのは厳しい環境に身を置いた方が良いといわれます。

その揺ぎ無さというのは生ぬるい環境、甘やかされた環境では決して育つことないもので、
厳しさのある環境に身を置き、えられることでこそ、守備本能の本質が導く光りだすものだからです。

ちなみに、
自分語りについていえば、鳳閣星・調舒星というのも伝達の星だけにその「権利」はありそうに思えますが、
鳳閣星は、あるがままの伝達であり、正確さを伴う表現なので、そこに自我はなく、
例えば彼らが自分語りをしたとしても、そこに自我を押し付ける感じはありません。

調舒星にいたっては間接的な伝達なので、そもそもそこに自分を出しては調舒星ではなくなります。
例えばそこに自我や自分語りの要素があったとしても、そうは感じさせず、美しくデコレートして伝えるのが調舒星。

よって、「自分語り」がマッチするのは、やはり貫索星・石門星に限られるように思います。

もちろん、どんな星であれ「自分を語る」ことはできますが、
それがきちんと人に伝わる、その自分語りが揺るぎない信念として機能するのは貫索星・石門星に限られるのだろうというお話です。

なお、ここでは貫索星・石門星の自己主張、自分語りについて書きましたが、
基本的に、星図にない本能は本質的にその姿を顕現させるのはしく、
機能する、世に役立つ、意味がある効果を発揮するのは、星図にある星だろうと思っています。

世の中を表面的に眺めているとその意味がなかなか分かりにくいのですが、
星の意味を知ったうえで世の中を眺めると、そのことがとてもよく分かります。

⭐︎東方貫索星の稼ぎ方のご参考
https://note.com/kinugyokutoan/n/n2de2fa7f5683?magazine_key=m96d8cf19f392

⭐︎東方石門星の稼ぎ方のご参考
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1 個のコメント

  • いつも拝見させて頂いております。
    来年から貫索星大運に入るのですが、自信の星図にはありません。
    その場合も、自分の星図にない星は目指さずに、
    あくまで大運で廻る星はその10年間のBGMとして捉えていた方がよいのでしょうか。

  • えりか へ返信する

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