生月中殺は「揺らぎ」を欲する

私事ですが、9月1日にとあることをスタートしたのと同じタイミングで、
信頼していた上司が異動になりました…。

それがあんまり象徴的な気がしたので、それについて、ちょっと記録として書いておこうと思います。
多分、生月中殺のないひとにはまったく「???」という内容なので、適当に読み流していただければ幸いです。

さて、この9月1日に、私は「自分の人生が不安定になる」という選択を一つしました。
ここ10年くらい、少なくとも身分とか生活とかお金とか、そういう面ではまったく安泰な生活を送っていたのですけれど、

このところ、粛々と算命学の学びを進めつつ、
「生月中殺」とは、「足場が揺らぐ」という中殺なので、
こんなに安泰な生活をしていてはいけないのではないか?

…と思い至り、けっこう大きな、自分の人生が「ぐらぐら揺らぐ」ような決断及び決定をしました。

生月中殺がない人にはまったく意味が分からないと思うのですけれど、
「全き安定」って、少なくとも生月中殺があるような人にとっては、
閉塞感と倦怠感、そして、どうにもこうにも「身動きを獲れない息苦しさ」のようなものがあるように思います。

ちなみに、これは、noteに生月中殺と月支元命についてつらつら書いていた頃(5月ごろ?)から気づいていたのですが、
以来、あれやこれやと検証し、振り返ったり試したりしつつ思うに、
やはり生月中殺は「揺らぎ」があってはじめて元気になるというか、
「揺らぎ」があってこそ本領が発揮できるというか、
そんな気がしています。

もしかしたらこれは、西方対冲の影響もあるのかもしれませんが、
安定的なもの、例えば「信頼できる上司」とか「頼れる恋人」とか「自分の拠り所となる親友」とか、
そういうものができると、膠着するか、端から壊れるかするような気がしています。

一方で、例えば、「信頼できる人」というのを、複数配置しておくとかいうのは、やってみて分かったのですが本当に有効で、
逆に「この人だけは信頼できる」と思った瞬間、その人の「衝撃の真実」を発見してしまう…みたいなことがけっこうありました。

だから、壊したくないなら自発的に揺らぎを作る、自発的に壊しておくことが必要なんだろう、というお話です。

さて、「ぐらぐら揺らぐ決断」の、効果のほどは、まだくっきりとは分かりませんが、
なんとなく「自由」になった感じもあり、さらにいえば「もっとリスクをとっていろいろやろう」という気にもなってきたので、
とりあえず、その「揺らぎ」が何かしらの風穴を開けたことは間違いないような気がします。

ちなみに、
本日、「夢に向かうにはとりあえず生活の目途を立てる必要があるだろう」ということについて書いたのですが、
それと同じように、
生月中殺というのは、一度「安定」というのを経験しないと「揺らぎ」という本質的に生月中殺らしい環境に向かうのが難しいのかもしれないな、と思ったのですがいかがでしょうか。

「安定」を経験してみるまでは、
是が非でも「安定」にしがみついてしまうというか。
そして、その「揺らぎ」の覚悟ができて初めて「揺らぎ」に出陣できるというか。

冒頭に、上司が異動したことを書いたのですが、
その上司は、私の「安定」に、一役も二役もかってくださっている方でした。

その自分が拠り所にしていた上司が、
「安定」から飛び出し「揺らぎ」に向かうと決めたとたんに異動になったというのは、何か意味があるのではないかな?
…という気がしている今日です。

なんとなく、「もう安定には戻るな」といわれているのかも、など思いました。

余談ですが、
その「信頼していた上司」の後任に来られた方の生年月日をどうにかこうにか聞き出してみたところ、
その方は私と同じ生月中殺があり、さらに私との間に支合と半会がある方でした。
さらにいえば、守護神もあります。

この方と、どんなふうに関係を作っていけるか、
この不安定な状況の中でどう展開するのか、
しっかり検証していこうと思います。

※コメントバックできない状況について、自分では対応できないことが分かったので今週末、プロにお願いする予定です。今しばらくお待ちくださいませ。

※月支元命の揺らぎについて考えるための「天中殺ごとの月支元命との関係

子丑天中殺の月支元命との関係
https://note.com/kinugyokutoan/n/nad89f8afb5af

寅卯天中殺の月支元命との関係
https://note.com/kinugyokutoan/n/n1e7e5002fa58

辰巳天中殺の月支元命との関係
https://note.com/kinugyokutoan/n/n5331fd3ff127

午未天中殺の月支元命との関係
https://note.com/kinugyokutoan/n/n962ca3a07e65

申酉天中殺の月支元命との関係
https://note.com/kinugyokutoan/n/n950e527d3ce1

戊亥天中殺の月支元命との関係
https://note.com/kinugyokutoan/n/n646588da4bb6

月支元命とは何か?
https://note.com/kinugyokutoan/n/n36623d4f3e2d

8月四週目分のマガジンを公開しました📚

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4 件のコメント

  • こんばんは。中殺のある人って安定を求めない方が輝いて見えますよね。当の本人からしたらしんどいんでしょうけど。先生のブログ以外に女性二人の四柱推命のブログ読んでますけど、彼女らも中殺持ちで私と年齢が近い事もあり、親近感が沸きますね。揺らぎの中で新たな可能性を掴みとるんでしょうね。話は変わるんですけど、以前アルバイトしていた所で朝礼の際、意見を言ったら翌日の朝礼で意見が通った事がありまして、一介のアルバイトがの世の中で良く意見が採用されたなと思いました。そんな私も中殺持ちです。関係無い話申し訳ございません(笑)

  • fun40さん、こんばんは。返信が遅くなりました!
    「中殺のある人って安定を求めない方が輝いて見える」、実際そうですね笑
    そして、「本人はしんどい」というのは多分、自分が不安定の中でキラキラすることに気づかないうちはそのとおりですが、
    「不安定な場所に安定を見出す」ということに気づけたら、おそらくそこから本領発揮に向かえるのではないか、と感じています。

    fun40さんも中殺があるんですね。
    中殺がある人は本質を見抜きますね。けれど、それを受け入れてくれる環境に出会えるか出会いないかでその後の人生の方向が決まるような気がします。
    その意味で、「中殺の良さ」を発揮できる環境に出会うことが大事なんだろうと考えています。

    そのアルバイト先に出会えてよかったですね。
    良いお話をありがとうございました。
    引き続き、よろしくお願いいたします。

  • 返信ありがとうございます。生年中殺で北と東が車騎星持ちなので、随分人とぶつかってきました(笑)主星が貫索だからか対等意識が強かったかもしれませんね。北が車騎持ちは目上であっても意見をズバリ言うみたいな事が書いてあったので、それが活きたのかもしれません。上からしたら扱いづらいでしょうが(笑)中殺持ちは人や世間に合わせない方が良いかもしれませんね。驕り昂る気持ちさえ慎んでいれば、それだけで良いと思います。

  • おはようございます。この書き込みを改めてみて同じく生月中殺持ちだった竹内結子さんが何故、私を含め理解できない悲劇な道をたどったのかが理解できるような気がしました。自分からしたら非常に衝撃的な内容でした。生月中殺って宿命中殺の中ではもしかして一番扱いが難しいのかもしれませんね。

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