同調圧力と宿命の消化と成功について

おかしいと思うことを「おかしいと指摘する人」と、
おかしいと思うことを「ニヤニヤ笑ってやり過ごす」人がいます。

あるいは、
お金が空から降ってきたときに、
それをまっすぐつかみに行く人と、取りに行きたいと思いつつもまわりの目を気にしながらおずおずと誰かの後ろから拾いに行く人がいます。

これを言い換えれば、
大勢に従う人と大勢に逆らう人、という言い方もできますね。

日本人というのは、だいたいにおいて「大勢に従う人」が多いといわれますけれど、
実際のところを言えば、世の中の8割は大勢に従う人であり、2割が大勢に逆らう人なのだそう。

そして、日本では、
「大勢に従うほうが得」
「おかしなことでもニヤニヤ笑ってやり過ごす方が得」
「お金が空から降ってきても、真っ先には取りに行かないほうが得」
…と思っている人がとても多いのですけれど、

本質的な意味で世の中で成功する人というのは、そういう人たちとは一線を画す、「大勢に逆らう人」であったりします。

よく、「大勢に従う人」のほうが、嫌われないといわれたりしますが、
「大勢に従う人」は最初のうち、あるいは表面的には嫌われない、というだけで、
あるいは組織・集団の中にいるうちは円満に過ごせる、というだけで、
本質的な成功にはなかなか届きにくい者であります。

なんといっても彼らは「8割の人たち」なので、彼らが得るものはそう多くはありません。
たくさんを得るのは「2割の人たち」であり、その「2割の人たち」が8割をもっていくからです。

算命学、という観点でいえば、
自分の宿命をきちんと消化しその人生を全うしている人というのはそういう2割の人たちです。
そして、宿命を軽んじたり、あるいはまったく無視する人たちというのが8割の人たちです。

算命学では、精神性が高まると禍を自分で被るのではなく、環境に観るようになる(=他人が禍に遭っているのを見るようになる)といわれます。

これは、万人に同じように禍の機運はくるけれど、
8割の人たちはその禍を自分の身に受け、
2割の人たちはその禍を、自分の身ではなく環境に観るようになる、ということなのだろうと思います。

そう考えると、世の中、同調圧力というのがありますが、これに屈するのは8割の人たちであるということであり、
宿命を無視して同調圧力に屈することの危険性、というのがくっきり分かるな、と思ったのですがいかがでしょうか。

もっとも、世の中そんなに「成功」したい人ばかりではないわけですが、
例えば「成功」を目指すならば、そういう仕組みをきちんと意識しておいた方が良いのだろうと思った次第。

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Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

2 件のコメント

  •  このコメントは大丈夫かな?
    東に車騎星があり、白虎型ではないのですが
    日干支が己酉です。
     我の強い星もなく、エネルギー値の高い星もありません。
     こういう場合、自分から事を起こすよりも人の指示で動いた方が楽だなと最近思いました。
     月干支が陽の干支なので自分からことを起こそうと躍起になっていたのですが、どうにも意思が定まりません。
     単に意思薄弱なだけかもしれませんがどうでしょうか?
    (東に車騎があるということは追い立てられて社会へ向かうという意味でよろしいでしょうか?

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