片付けが呼ぶもの、陰の気と陽の気

昨晩は尊敬する友人夫妻、
本日は日頃お世話になっている親戚が自宅に遊びに来てくれていました。

 

友人夫妻はお会いするのは3回目ながら、人生の大事なことを相談させていただいたこともある方で、
親戚は、両親ともどもお世話になりつつ、いつも新しい風を我が家にもたらしてくれる人たちです。

 

日頃よくうちに来る友人は知っている通り、
いつもの我が家は算命学を始めとする書籍がいたるところに散乱し、
思いついたときに手に取ることができる場所に本やノートがおいてあるなど、
けっこう雑然としています。

 

しかし昨日、たまたま内装補修の工事屋さんが来たこともあり、
棚から床から取っ手や壁、蛇口や鏡など、あらゆるところを掃除したので、
引っ越し直後以来初?くらいの片付け具合で、健やかな陽の気の中で彼らを迎えることが出来ました。

 

そのせいか、
とても健やかに楽しく、実りある時間を過ごせた昨日、今日。

 

使った食器なども片付けて、
ありがたい時間だったなぁ。
と、振り返りつつ思い出したのが、

 

キレイなもの、
清潔な場所、
明るく朗らかな雰囲気というのは、
良きものを際限なく引き寄せてくれるということ。

 

なので掃除はとても大事で、
とりわけ大切な人を迎えるときは、
整然とした環境でお迎えするのが良いのだそうです。

 

汚れたり、散らかっていたらどうなるのか?
…といえば、
邪鬼が憑(よ)り、
病気や嫌なものが寄ってきて、
汚いものや役に立たないものばかりが集まってくるのだそう。

 

陰の気は、
人があまり寄り付きたくないところ、
ゴミ箱のようなところで、
不思議なことにゴミのようなものがどんどん引き寄せるといいます。

 

ちなみに、
陰の気が集まるところというのは、
物が散らかったり汚れていたりするのですが、そうするとそこにいる人の心も在り方も乱れてきて、
それが厄災などを呼びます。

 

これは朱子学にも通じる万象学の考え方で、
「禍というのは乱れのあるところに集中的に起こる」
ということです。

 

そうした厄災によって人は謙虚になり、人心がまとまっていくきっかけにもなるので必ずしも悪いことばかりではないのですが、
できればそうした乱れなく、健やかにありたいものです。

 

なお、国を揺るがすような天災や厄災が起こるときというのは陰の気の3つの要素があるといわれます。

①国運が落ちている
②国民の人心が乱れている
③相応しくない人が国のリーダーの地位にある
(命式やタイミングなどリーダーの条件がおかしい)

 

このことを個人に読み替えれば、
①自分の運が落ちている
②自分の家や考え方などに乱れがある
③宿命を逸れた生き方をしている
…ということになるのかもしれません。

 

話がそれましたが、
今回お越しくださった方々に土産で頂いたものは、以前から欲しかったものや気になっていたもの、
これからリピートしちゃいそう?
なものばかりでした✨

「この美味しさを伝えたい」
「これを知ってほしい」
と思って選んでくださったことが伝わってくるようなお土産の数々。
そういう素敵なものを選んでくださる方々に囲まれている今、なんとなく良い気の流れの中にいるのかも?と、嬉しくなりました。

 

日々のお掃除、励行しようと思います。

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Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

1 個のコメント

  • 色々と質問への有り難いお答え嬉しいです。
    私も掃除は好きなので、オススメの掃除習慣を!
    たいしたことはないのですが、結婚して19年間欠かさず年末の大掃除します。普段しない細かい所、家の外壁や家の中の壁も拭き上げます。ピンと張り詰める清い空気は邪気が無い。主人と主人の仕事の為に、今年の僅かな厄も新年に持ち込まない様にと、私が唯一頑張り通す習慣にしていること。細く長く良い事が続いていると思います。

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