算命学にみるイメージカラーの選び方

オリンピックの延期がなんとなく現実味を帯びてきたなぁと思いつつ、
ということは、
衆議院議員選挙もその後になるのかも?と思っています。

だとすれば、
前回の衆議院議員選挙は2017年10月22日でしたので、もし来年にオリンピックが延期になるなら選挙は2021年の秋くらい?
そうなると、前回の選挙で当選された方は、その任期を4年間ギリギリまで務めることになり、稀に見る任期の長さとなります。

おそらくはこのコロナ騒動が落ち着いたあたりからは地元へ帰る頻度も上がり、着々と準備をすすめられることと思います。

さて、選挙といえばポスターですが、
このポスターの色、いってみれば「イメージカラー」のようなものですが、
このところよく、緑色、グリーンを使ったポスターやホームページをよく見かけます。
エコを連想させるし、自然な感じで良いな、と割と好印象なのですが、
海外ドラマ『グッドワイフ』において選挙参謀のイーライ・ゴールドが「選挙でグリーンなんてとんでもない!」と言っていたのを思い出しました。

確か、肌の色が薄ぼんやり見えるとかなんとかいう理由だったと思いますが、
確かに青や赤に比べると、緑を背景とした肌色というのはイマイチ映えないといえば映えないかもしれません。
ポスターやイメージカラーは第一印象が大事、
という意味では、確かに緑より赤や青の方がパキッとして良さそうな印象があります。
さすがイーライ・ゴールド。

とはいえ、東洋思想、算命学という観点でみればもう少し考え方は変わります。
そもそもですが、東洋思想では緑も青も同じ「あお(碧)」です。

算命学でイメージカラーを選ぶときは、
自分の日干の色か守護神になる色を選ぶのが良いとされています。
例えば、
日干がしっかり根を張っている場合は日干の五行の色、
日干に根がないか根が弱い場合は守護神の色を使うと良い、みたいな感じです。

企業で五行を取り入れておられる会社などは、名刺のカラーを本人の日干の色を採用していたりしますし、
社長の守護神五行の色をコーポレートカラーにされている会社もあります。

私も、冬生まれなのでモノを選ぶときは暖めてくれる火性を、ということで選ぶことが多いです。
パソコンは、今回も前回も赤系を選びました。
(情報機器は情報が火性だから、というのもあります)

こうした色の使い方は、けっこう効果的なのですが、それと認識できないとなかなか徹底できないものでもあるので、気になる方は試してきちんと検証してみることをお勧めします。

方位取なども近距離だとなかなかパキッとは分かりづらいですが検証するとなるほど、と分かるように、
色の使い方も実際に試してみるとその効果がよく分かります。

ちなみに、守護神五行の取り方はちょっと難しいですが、基本的な考え方は、バランスを取るか偏りをはっきりさせるかのどちらかです。

一気格など一色の場合は迷わずその五行の色を選んではっきりくっきり生きていくのを後押ししてもらうのが良いですが、
完全に偏るわけではない場合は、自分がどちらの在り方を持って生きていくことを志向するか、
バランス型で生きていくか、偏りを活かして生きていくかというその方向で選んでいくと良いだろうと思います。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

5 件のコメント

  • こんばんは!    「あお」も漢字では青・蒼・碧などがあり碧は「みどり」とも読みますね。
    また草が青々と繁るという使い方もする事から古代中国人の色彩感覚からすると現代人の緑が「青」だったのかな、とも思いますね。
    土行の黄も現代人からみたらレモンやカナリアなどの鮮やかな黄色ではなく、やや茶色味が混じったようなくすんだ黄土色だったのでは?
    「あか」も赤の他、紅や朱があり、紅は赤よりも深みのある色、朱は逆に赤よりも明るい色という若干の違いがあるではないかと思います。
    ちなみに十五年戦争時代、存在した満州国の国旗も五行に基づいたものですが、その五色は現代人の色彩感覚のものでしょうね。

    話が変わりますが、私のイメージカラーは巳月丙午日生まれから当然赤で大好きな色なんですが暑がりの性格から、服装には使用せず
    スマホやペンケースなど財布以外の小物に使いますね。服装カラーは灰色や水色、薄紫など涼しげなパステルカラーを選んでます。
    金烏さんも仕事にブログに忙しいかと思いますがご自愛ください。応援しております。

  • こんばんは。初めまして、福岡県在住の青木蒼葉と申します。金兎さんのブログを拝見させて頂き、とても勉強になります。私の自己紹介として、日干支が戊子の中心星が祿存星ですが、少人数で過ごしたい人見知りのシングルマザーです。年干支に戊午の納音を持っています。大運天中殺が己未の石門星で非常に慌ただしいという意味で、静かに過ごせない不安定な時期ですが、日干支辛酉の一人娘を育てながら、石門星中殺を消化するために学ばせて頂いております。私の好きな色は青系で、守護神も甲木と丙火ですが、親友や母から「青が似合う」と言われ、気付いたら服や小物も青系になってました。「空の藍、海の碧、草原の蒼」と言ったイメージです。(美術部出身です。)とにかく、青い物や風景を見たら元気が出ます。今後とも、色々と教えて下さい。お忙しい中、大変とは思いますが、どうかご自愛下さい。至らないところもありますが、宜しくお願い致します。

  • 追伸 名前の漢字を間違えて本当に申し訳ございませんでした!「烏」でしたね。。。

  • 紅虎さん!
    返信が大変遅くなりました。
    古代人の「あお」というのはとても広い概念だったようで、挙げてくださった青や緑系のほか、グレーのような色もあおと呼ばれたりしていたそうです。
    古代人の思考に寄り添うときにその色に思いを馳せると理解が深まりますよね。

    火性がたくさんある命式で寒色を選ぶとうまくバランスするのでしょうね。
    納得です。
    私は割とバランス型な命式なので暖色を選びがちです。
    というか、パステルカラーが似合わなくて笑笑
    合う色というのも命式がくっきり出るのかな?と思ったりしますね。

  • 蒼葉さん、コメントありがとうございます。
    そしてキレイなお名前ですね!
    さて、日干支と年干支の納音があられるなら、少人数で過ごされたいというのも納得です。
    動こうにも動き難さのあるのが納音なのですが、もし何かをされる、あるいは何か外向きに働きかけたくなるのは後天運で年干支との半会や支合などがめぐる時期と思いますので、その時期をチェックしておくと「普段と違う景色」が見えるかもしれませんよ。
    例えば来年は丑年なので東方支合になるので、今年この時期あまり出歩けないタイミングで、来年の準備などされておくと良いかもしれませんね。
    応援しています!

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